「どうする家康」小説版第三弾は、瀬名の処遇から あのとき家康は、瀬名は何を考えていたのか?[エンターテイメントベストセラー]

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 8月1日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『変な家』が獲得した。
 第2位は『変な絵』。第3位は『どうする家康 三』となった。

 3位の『どうする家康 三』は松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」を完全小説化した作品の第三弾。史実をもとに独自の解釈を加えた人間ドラマとして評判の「どうする家康」。全4巻の構成で3巻では正室・瀬名と長男・信康の企ての顛末や「本能寺の変」「小牧長久手の戦い」が描かれる。小説版ではドラマで描かれたシーンの裏にある登場人物それぞれの心の内も描かれており、キャラクターたちの行動への理解が深まるつくりとなっている。

 4位以下で注目は6位に初登場の『Dr.マシリト 最強漫画術』。「週刊少年ジャンプ」の元編集長で「Dr.スランプ」に登場するDr.マシリトのモデルとしても知られる鳥嶋和彦さんの著書。「ドラゴンボール」の鳥山明さん、「電影少女」の桂正和さん、「ダイの大冒険」の稲田浩司さんら多数の人気マンガ家を育てた鳥嶋さんのマンガ家養成術が明かされている。鳥山明さんらとの対談も収録されている。

1位『変な家』雨穴[著](飛鳥新社)

話題騒然!!2020年、ウェブサイトで166万PVを記録YouTubeではなんと700万回以上再生!あの「【不動産ミステリー】変な家」にはさらなる続きがあった!!謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—-間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!?(飛鳥新社ウェブサイトより)

2位『変な絵』雨穴[著](双葉社)

ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!タイトルは『変な絵』。見れば見るほど、何かがおかしい?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!(双葉社ウェブサイトより)

3位『どうする家康 三』古沢良太[作]木俣冬[ノベライズ](NHK出版)

松本潤主演で大注目の大河ドラマ「どうする家康」。脚本を基にストーリーやセリフを小説化したノベライズ第3弾。戦国の世で生き残りをかけた家康と家臣団の戦いは続く。武田軍との決戦に勝利したのは織田信長であった。安土城を訪れた家康は、信長、穴山梅雪、明智光秀らと膳を共にするが、そこである出来事が起こる。その後、京へ上る信長に、策略をめぐらす光秀。激震の「本能寺の変」を聞いた家康は、追手をのがれるため伊賀を越える。光秀を打ち新たな覇者となったのはあの男だった…。(NHK出版ウェブサイトより)

4位『SWITCH Vol.41 No.8 特集:MISAMO』(スイッチ・パブリッシング)

5位『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』坂本龍一[著](新潮社)

6位『Dr.マシリト 最強漫画術』鳥嶋和彦[著](集英社)

7位『乃木坂46 久保史緒里1st写真集 交差点』細居幸次郎[撮影]久保史緒里[著](集英社)

8位『SPY×FAMILY オペレーション〈着彩〉-FAMILY-』遠藤達哉[原作](集英社)

9位『BARFOUT! AUGUST 2023 VOL 335』(ブラウンズブックス)

10位『BEYOND THE STORY ビヨンド・ザ・ストーリー:10-YEAR RECORD OF BTS』カンミョンソク[著]BTS[著]桑畑優香[監訳]林久仁子[訳]市川孝憲[訳](新潮社)

〈エンターテイメントランキング 8月1日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年8月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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