「体にいいものよりラーメン週5で!」精神科医・和田秀樹が薦める「どうせ死ぬんだから」の心持ち[ノンフィクションベストセラー]

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 9月26日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『イーロン・マスク 上』が獲得した。
 第2位は『ほどよく忘れて生きていく 91歳の心療内科医の心がラクになる診察室』。第3位は『どうせ死ぬんだから』となった。

 今週も先週に引き続き『イーロン・マスク 上・下』が1位と4位にランクイン。3位の『どうせ死ぬんだから』は今年3月に刊行された精神科医・和田秀樹さんの著書。和田さんは『80歳の壁』(幻冬舎)はトーハン調べの2022年年間ベストセラーで総合1位を獲得する人気の著者。老年医学の専門家でもある和田さんは本書で「後悔せずに逝くための5つの提言」をしている。その5つとは

 1.体にいいものよりラーメン週5
 2.金持ちより思い出持ち
 3.医者の言葉より自分の体の声を聞こう!
 4.終活なんか必要ない!
 5.死ぬときぐらい迷惑かけよう

など。食生活から財産、医療との付き合い方、死に方まで、納得して最後を迎えるための方策が具体的に示されている。

1位『イーロン・マスク 上』ウォルター・アイザックソン[著]井口耕二[訳](文藝春秋)

今年一番の話題作! マスク自身が語り尽した初の公式伝記(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『ほどよく忘れて生きていく 91歳の心療内科医の心がラクになる診察室』藤井英子[著](サンマーク出版)

心はカラッと、人づきあいはサラッと、人生はすっきりと。過去は忘れて、未来の心配も保留に。後悔しない、競争しない、我慢しすぎない「今」の歩き方とは?「また寄りたくなる」と評判の漢方心療内科医の「軽くなる」生き方指南書。(サンマーク出版ウェブサイトより)

3位『どうせ死ぬんだから』和田秀樹[著](SBクリエイティブ)

好きなことだけやって寿命を使いきる50万部超の大ベストセラー『80歳の壁』の著者、和田秀樹先生が35年以上の高齢者診療で辿り着いた「極上の死に方」について説く。(SBクリエイティブウェブサイトより)

4位『イーロン・マスク 下』ウォルター・アイザックソン[著]井口耕二[訳](文藝春秋)

5位『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野信子[著](サンマーク出版)

6位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[漫画](マガジンハウス)

7位『マイフィンランドルーティン100 ヘルシンキ暮らし編 -北欧好きをこじらせてついに移住した私が暮らしの中で見つけた愛してやまないこと-』週末北欧部chika[著](ワニブックス)

8位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

9位『老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます』樋口恵子[著](主婦の友社)

10位『トラとミケ 5 うれしい日々』ねこまき(ミューズワーク)[著](小学館)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 9月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年9月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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