大震災を予言? 2021年に復刻された予言マンガ『私が見た未来 完全版』が再注目集める[エンターテイメントベストセラー]

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 1月10日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『変な家2 ~11の間取り図~』が獲得した。
 第2位は『変な家』。第3位は『変な絵』となった。

 4位以下で注目は4位にランクインした『私が見た未来 完全版』。マンガ家のたつき諒さんの作品。もともとは1999年に刊行された書籍で、表紙に「大災害は2011年3月」と書かれており、東日本大震災を予言していたマンガとして大きな注目を浴びた。絶版となるも近年、都市伝説を紹介するテレビ番組やYouTuberがとりあげ大きな話題となり2021年に復刻された。復刻版にはあらたな予言として「本当の大災難は2025年7月にやってくる」との警告が発せられている。

 同書は2021年10月の復刊から売れ続け、トーハンのベストセラーランキング、エンターテイメント部門では約二年ににわたり常連となっていたが、最近はベスト10にランクインすることも少なくなっていた。今週の同ランキングの集計期間は2024年1月1日から7日まで。今週突如4位に返り咲いたのは1日に発生した令和6年能登半島地震の影響があったのだろうか。

1位『変な家2 ~11の間取り図~』雨穴[著](飛鳥新社)

雨穴最新作!『変な家』第2弾!14万字超、完全書き下ろし!あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが不可解な間取りの謎に挑む。(中略)すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!(飛鳥新社ウェブサイトより抜粋)

2位『変な家』雨穴[著](飛鳥新社)

話題騒然!!2020年、ウェブサイトで166万PVを記録YouTubeではなんと700万回以上再生!あの「【不動産ミステリー】変な家」にはさらなる続きがあった!!謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—-間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!?(飛鳥新社ウェブサイトより)

3位『変な絵』雨穴[著](双葉社)

ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!タイトルは『変な絵』。見れば見るほど、何かがおかしい?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!(双葉社ウェブサイトより)

4位『私が見た未来 完全版』たつき諒[著](飛鳥新社)

5位『BARFOUT! JANUARY 2024 VOL 340』(ブラウンズブックス)

6位『公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ3~』講談社[編](講談社)

7位『おだんごとん』ガタロー☆マン[作](マガジンハウス)

8位『転生したらスライムだった件 10th ANNIVERSARY BOOK 転スラX』伏瀬[著](マイクロマガジン社)

9位『SWITCH Vol.42 No.1 特集:ディズニーの秘密 100』(スイッチ・パブリッシング)

10位『このマンガがすごい! 2024』『このマンガがすごい!』編集部[編](宝島社)

〈エンターテイメントランキング 1月10日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年1月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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