あなたもラテン語を無意識に使ってる? Xで人気の著者・ラテン語さんの『世界はラテン語でできている』が初登場 ヤマザキマリとの対談も[新書ベストセラー]

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 1月16日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『話す力 心をつかむ44のヒント』が獲得した。
 第2位は『大常識』。第3位は『世界のニュースを日本人は何も知らない5 -なんでもありの時代に暴れまわる人々-』となった。

 今週1位から3位は先週と変わらず。4位以下で注目は8位に初登場の『世界はラテン語でできている』。Xで人気のラテン語研究者・ラテン語さん、初の著書。世界史、政治、宗教、科学はもちろんのこと、現代日本にも浸透しひそんでいるラテン語の魅力と歴史的経緯を解説した一冊。様々な言語に形を変えて残るラテン語はまさに時空を駆け抜ける言葉。私たちが無意識に使っている言葉にもラテン語にルーツをもつ言葉がたくさんあることが理解できる。「テルマエ・ロマエ」「プリニウス」など古代ローマをテーマにした作品を手掛けるマンガ家のヤマザキマリさんとの対談も収録されている。

1位『話す力 心をつかむ44のヒント』阿川佐和子[著](文藝春秋)

日本人だからこその会話の妙や楽しみ方はあるはず――。初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、会議や会食まで。インタビュアーを三十年以上続けているアガワが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『大常識』百田尚樹[著](新潮社)

どう考えてもおかしいやろ。政治家は余計なことばかりしている。自称リベラルは多数の意見を踏みにじっている。人権派は犯罪者のほうばかりを向いている。願うだけで平和が維持できると考えるバカがはびこっている。新型コロナワクチンの批判はタブーになり続けている。道徳心がない奴がのさばっている――非常識に満ちたこの世界に、今こそ必要なのは「大いなる常識」だ。ベストセラー作家が振るう怒りの鉄拳!(新潮社ウェブサイトより)

3位『世界のニュースを日本人は何も知らない5 -なんでもありの時代に暴れまわる人々-』谷本真由美[著](ワニブックス)

元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く 43万部突破の大人気シリーズ 第5弾―― 「世界はそんなことになってたのか!」 日本のメディアが報道しない驚きのニュース満載(中略)世界を見る目が”ガラッ”と変わる!衝撃の体験をあなたに。(ワニブックスウェブサイトより抜粋)

4位『ニッポンが壊れる』ビートたけし[著](小学館)

5位『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』磯田道史[著](中央公論新社)

6位『人はどう老いるのか』久坂部羊[著](講談社)

7位『ハマス・パレスチナ・イスラエル メディアが隠す事実』飯山陽[著](育鵬社)

8位『世界はラテン語でできている』ラテン語さん[著](SBクリエイティブ)

9位『グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話』池上彰[著]佐藤優[著](中央公論新社)

10位『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』今井むつみ[著]秋田喜美[著](中央公論新社)

〈新書ランキング 1月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年1月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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