大ヒット上映中の「SPY×FAMILY」映画ノベライズが1位を獲得 映像化発表の【推しの子】スピンオフ小説もランクイン[ノベルスベストセラー]

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 1月23日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』が獲得した。
 第2位は『【推しの子】 ~一番星のスピカ~』。第3位は『装甲空母大国 1 大鳳型を量産せよ!』となった。

 1位の『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』は同名映画のノベライズ版。映画は昨年12月22日の公開からヒットを続け、観客動員数は累計で389万人、興行収入は52億円に達している(興行通信社調べ 1月22日発表)。

 2位の『【推しの子】 ~一番星のスピカ~』は大人気マンガ「【推しの子】」の小説版。主要キャラクター「アイ」「さりな」「ゴロー」のマンガでは語られていないストーリーが収録されている。アイのアイドル時代の転機を描いた作品やアクアとルビーとして転生する前の、少女さりなと医師ゴローの出会いと別れ、さらにはアニメの先行上映会で配布された原作者・赤坂アカさんの描き下ろし小説「視点B」も収録されている。「【推しの子】」に関しては1月24日に東映が実写映像化を発表するという大きなトピックがあった。アニメ化、アニメ主題歌の大ヒット、映像化と様々な話題が尽きない同作。【推しの子】世界を堪能できる小説版も楽しんでみてはいかがだろう。

1位『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』遠藤達哉[原作]大河内一楼[劇場版脚本]矢島綾[小説](集英社)

敏腕諜報員エージェント、〈黄昏〉ことロイド・フォージャーのもとに進行中のオペレーション〈梟〉の担当を変更するという指令が。その頃イーデン校では、優勝者に“星”が授与されると噂の調理実習が実施されることに。オペレーション〈梟〉の担当を維持するため、ひいては世界平和を守る為、審査委員長である校長の好物、伝統菓子≪メレメレ≫を作ることをロイドはアーニャに提案する。フォージャー家は≪メレメレ≫の本場フリジスへ向かうことに。一方ヨルは、ロイドと謎の女の不審な現場を目撃していた。不安を抱えた家族旅行がはじまった――。そんな旅行の最中、列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。その中にはなぜかチョコレートが……。うっかり飲みこんでしまったアーニャだったが、そのチョコレートには世界を揺るがすある秘密が隠されていた……!!世界の命運は、またしてもこの仮初めの家族に託されてしまった――。劇場版のストーリーを完全小説化!!(集英社ウェブサイトより)

2位『【推しの子】 ~一番星のスピカ~』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著]田中創[小説](集英社)

“アイ”“さりな”“ゴロー”、3人の本編開始前を描いた初小説版!!「…決めた。私、もうアイドルやめる」(集英社ウェブサイトより)

3位『装甲空母大国 1 大鳳型を量産せよ!』原俊雄[著](電波社)

イギリス海軍によるイラストリアス級空母の建造は、日米両海軍の空母建造に一石を投じた。アメリカ海軍はただちに装甲空母の是非について検討をおこない、帝国海軍も昭和13年初頭には同様の研究を開始した。搭載機数の減少を良しとしない米海軍は、飛行甲板の装甲化に消極的な態度を取り続け、大量の艦載機を搭載するエセックス級空母の増産に踏み切る。対する帝国海軍は、軍縮条約明け後に建造する「飛龍」をまず実験艦に指定して装甲化の手ごたえをつかみ、翔鶴型、飛鷹型空母の改造にも着手、米英に先駆けて“装甲空母大国”としての道をあゆみ始めるのだった。(電波社ウェブサイトより)

4位『愛はめぐって ベティ・ニールズ・コレクション』ベティ・ニールズ[著]結城玲子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

5位『鵼の碑』京極夏彦[著](講談社)

6位『奇跡の双子は愛の使者』ルイーザ・ヒートン[作]堺谷ますみ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

7位『夢の舞踏会と奪われた愛し子 ハーレクイン・ロマンス~純潔のシンデレラ~』ジャッキー・アシェンデン[作]小長光弘美[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

8位『貧しき乙女は二度恋におちる』シャンテル・ショー[作]悠木美桜[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

9位『はねつけられた愛 至福の名作選』サラ・モーガン[作]森香夏子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

10位『罪の夜』リン・グレアム[作]萩原ちさと[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

〈ノベルスランキング 1月23日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年1月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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