死者だけが血を流す/淋しがりやのキング
日本ハードボイルド全集1
内容紹介
第二次世界大戦後、独自に発展した日本のハードボイルド/私立探偵小説。その歴史の草創期に、大きな足跡を残した作家たちの作品を全七巻に集成する。第一巻は生島治郎の巻。地方都市の腐敗した選挙戦を冷徹に描ききる長編『死者だけが血を流す』に加え、港町にうごめく人々の悲哀を海のブローカー久須見健三の視点で切り取った「チャイナタウン・ブルース」「淋しがりやのキング」など珠玉の六短編を収録。巻末エッセイ=大沢在昌
データ取得日:2024/04/25
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます