【今週の労務書】なぜ、おばちゃん社長は「絶対安全」で利益爆発の儲かる工場にできたのか? 平美都江著、ダイヤモンド社刊

レビュー

3
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

なぜ、おばちゃん社長は「絶対安全」で利益爆発の儲かる工場にできたのか?

『なぜ、おばちゃん社長は「絶対安全」で利益爆発の儲かる工場にできたのか?』

著者
平美都江 [著]
出版社
ダイヤモンド社
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784478114261
発売日
2022/01/27
価格
1,650円(税込)

書籍情報:openBD

【今週の労務書】なぜ、おばちゃん社長は「絶対安全」で利益爆発の儲かる工場にできたのか? 平美都江著、ダイヤモンド社刊

[レビュアー] 労働新聞社

暑熱対策進め生産性向上

 本書の副題は、従業員の快適性をとことん追求したら実現――。中小規模の鍛造業において、実際に取り組んだ安全対策や健康経営の詳細をまとめている。

 暑熱環境の改善に向けては、フォークリフトにキャビネットを取り付けて冷暖房完備とする、天井ファンを設置して排熱を進めるなどの対策を行った。熱中症を防ぐだけでなく、体温上昇に伴う集中力低下もなくなり、作業効率が高まった。汗が噴き出すような力仕事はローテーション制に切り替え、多能工化の実現にも結び付けた。

 安全対策が現場の見直しにつながり、最終的には生産性向上に結実することが腹落ちできる。舞台となった会社は赤字から回復し、100億円で大手企業に譲渡したという。中小企業経営者や人事担当者は必読だ。

(平美都江著、ダイヤモンド社刊、TEL:03-5778-7240、税込1650円)

労働新聞
令和4年2月28日第3342号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加