【児童書】『鳥は恐竜だった 鳥の巣からみた進化の物語』鈴木まもる作・絵 レビュー 産経新聞 [レビュー] (ノンフィクション・伝記) 『鳥は恐竜だった 鳥の巣からみた進化の物語』 著者 鈴木まもる [著] 出版社 アリス館 ジャンル 自然科学/生物学 ISBN 9784752010159 発売日 2022/07/12 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『鳥は恐竜だった 鳥の巣からみた進化の物語』鈴木まもる作・絵 [レビュアー] 産経新聞社 なぜ恐竜は絶滅し、鳥は生き残ったのか。今生きている鳥の巣の形に関する考察から、進化の不思議に迫った絵本だ。 作者は絵本作家で鳥の巣研究家。巣の形に興味を持って調べるうちに、巣づくりの行動が恐竜から鳥への進化に関わっているのではないかと思った。本書には、巣を地面につくるウズラや水辺につくるハクチョウ、木の上につくるタカなど約130種の鳥が登場する。鳥が子育ての場所を増やし、多様な形の巣をつくるようになる過程を示した図が分かりやすい。(アリス館・1980円) 2022年8月21日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 アリス館 鈴木まもる 鳥は恐竜だった