【児童書】『ひとりかもしれない』岩瀬成子作

貝は小学４年生の女の子。最近、ママの再婚相手の幸介さんと３人で暮らし始めた。いい父親になろうと一生懸命な人だが、どうもなじめない。学校では同じクラスの男の子にひそかに思いを寄せていたところ、仲良しの女子からも彼が好きだと打ち明けられてしまう。もやもやした日々が続くうちに、遠くに行ったパパのことが思い出されるようになった。心の中に、誰にも言えない思いばかりがたまっていく…。

自然な気持ちと他者への配慮の間で悩む子供の心を、児童文学の名手が描き出す。（フレーベル館・１５４０円）

• 田口実千代
• フレーベル館
• 岩瀬成子
• ひとりかもしれない

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