タイトルを隠しても5万部が売れた「文庫X」ついに書名が明かされる【文庫・ベストセラー】

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 12月5日~12月11日のAmazonの文庫売り上げランキングが発表され、第1位は映画「君の名は。」の新海誠監督自身が執筆した『小説 君の名は。』となった。

 第2位はTBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で話題の星野源さんのエッセイ『そして生活はつづく』。第3位は自閉症の作家、東田直樹さんのエッセイ『自閉症の僕が跳びはねる理由』となった。

 3位にランクインした『自閉症の僕が跳びはねる理由』は、著者の東田さんを追ったNHKのドキュメンタリー番組「自閉症の君が教えてくれたこと」が11日に放送され話題となった。東田さんは重度の自閉症で人と会話をすることはできないが、心の内を文章で綴ることはできる。一見不思議に思える彼らの行動にも理由があり、彼らが何を感じ、世界をどう見ているのか、平易な言葉でわかりやすく綴られている。同じ境遇の保護者にも希望を与える一冊となっている。

 ランク外で注目は11位に入った『殺人犯はそこにいる』清水潔[著](新潮社)。盛岡市のさわや書店フェザン店のはじめた取り組みで、手作りのカバーに熱いお薦めのコメントが書かれ、タイトルがわからないよう状態で売られていた「文庫X」。全国の200店舗の書店がその取り組みに賛同し「文庫X」は5万部を突破した。その中身が9日に『殺人犯はそこにいる』だと明かされた。内容は足利事件など北関東で起こった五つの未解決事件が同一犯によるものと著者は推測し、真相に迫るノンフィクションとなっている。

1位『小説 君の名は。』新海誠[著](KADOKAWA/メディアファクトリー)

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『そして生活はつづく』星野源[著](文藝春秋)

 俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集。携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『自閉症の僕が跳びはねる理由』東田直樹[著](KADOKAWA/角川学芸出版)

「自閉の世界は、みんなから見れば謎だらけです」――会話のできない自閉症者である中学生がその心の声を綴り、世界に衝撃と感動をもたらした話題作。Q&A方式で、みんなが自閉症に感じる「なぜ」を語る。(KADOKAWAウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『アクセル・ワールド21 -雪の妖精-』川原礫[著](KADOKAWA)

5位『働く男』星野源[著](文藝春秋)

6位『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太[著](KADOKAWA/角川書店)

7位『【Amazon co.jp限定】憎らしい彼 美しい彼2 書き下ろしショートストーリー付き』凪良ゆう[著](徳間書店)

8位『星の王子さま』サン=テグジュペリ[著](新潮社)

9位『ストライク・ザ・ブラッド16 陽炎の聖騎士』三雲岳斗[著](KADOKAWA)

10位『雪煙チェイス』東野圭吾[著](実業之日本社)

Amazon文庫売り上げランキングより 集計期間12月5日~12月11日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年12月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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