【手帖】来るべき時代の「知の可能性」探る

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 集英社インターナショナルが、新たな新書レーベル「インターナショナル新書」を創刊した。

 英国のEU脱退や米大統領選の衝撃など、いま世界では既存の政治体制や社会制度を揺さぶる出来事が相次いでいる。そんな中、世界を単一化しようとするグローバリズムではなく、多様な価値観が共存するインターナショナルな視点を尊重し、来るべき時代の「知の可能性」を探ることを編集方針に掲げている。

 創刊ラインアップは5冊。『日本文学全集』を編集する作家、池澤夏樹さんが初めて自らの仕事のノウハウを披露する『知の仕事術』のほか、▽池田清彦著『進化論の最前線』▽岩下尚史著『大人のお作法』▽福岡伸一著『生命科学の静かなる革命』▽町山智浩著『映画と本の意外な関係!』と、幅広いジャンルの書き手が集う。2月7日には第2弾の2冊を発売し、以降偶数月に2点ずつ刊行する予定。本体予価700~800円。

産経新聞
2017年1月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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