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- 騎士団長殺し 第1部
- 価格:1,980円(税込)
1月15日~1月21日のAmazonの文芸書売り上げランキングが発表され、第1位は2月24日に発売される村上春樹さんの最新作『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』となった。
第2位は同作の第2部 『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』。第3位は衝撃的なタイトルが話題の『夫のちんぽが入らない』となった。
3位にランクインした『夫のちんぽが入らない』はセンセーショナルなタイトルとは裏腹に「感動した」「泣ける」との評を集める著者の自伝的な小説。同人誌で話題となり発売前から注目を集め、18日の発売日以降即座に版を重ね、26日には3刷で累計11万部を突破したと公式twitterアカウントが発表した。
また19日に発表された第156回芥川賞・直木賞の受賞作もランクイン。直木賞を受賞した『蜜蜂と遠雷』は受賞決定後に20万部の重版を決め累計発行部数27万部となった。芥川賞を受賞した『しんせかい』は累計発行部数5万8000部となっている。
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- 夫のちんぽが入らない
- 価格:1,430円(税込)
1位『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』村上春樹[著](新潮社)
2位『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』村上春樹[著](新潮社)
3位『夫のちんぽが入らない』こだま[著](扶桑社)
“夫のちんぽが入らない”衝撃の実話――彼女の生きてきたその道が物語になる。同じ大学に通う自由奔放な青年と交際を始めた18歳の「私」(こだま)。初めて体を重ねようとしたある夜、事件は起きた。彼の性器が全く入らなかったのだ。その後も二人は「入らない」一方で精神的な結びつきを強くしていき、結婚。しかし「いつか入る」という願いは叶わぬまま、「私」はさらなる悲劇の渦に飲み込まれていく……。(扶桑社ウェブサイトより抜粋)
4位以下は次の通り。
4位『蜜蜂と遠雷』恩田陸[著](幻冬舎)
5位『2017年版 夏井いつきの365日季語手帖』夏井いつき[著](日販アイ・ピー・エス)
6位『がん消滅の罠 完全寛解の謎』岩木一麻[著](宝島社)
7位『しんせかい』山下澄人[著](新潮社)
8位『コンビニ人間』村田沙耶香[著](文藝春秋)
9位『幼女戦記 (1) Deus lo vult』カルロ・ゼン[著](KADOKAWA/エンターブレイン)
10位『罪の声』塩田武士[著](講談社)
〈Amazon文芸書売り上げランキングより 集計期間1月15日~1月21日〉
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