発達障害について正しい知識を持っていますか?

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 6月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』が獲得した。
 第2位は『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』。第3位は『サイコパス』となった。

 4位以下で注目は7位にランクインした『発達障害』。5月21日NHK総合で放送されたNHKスペシャル「発達障害 ~解明される未知の世界~」が大きな話題となった。有働由美子アナウンサー、井ノ原快彦さん、栗原類さんが出演し、発達障害の人の過敏な感覚や日常で受けるプレッシャーについて解説した。しかし発達障害に対する理解が進むと同時に誤解も蔓延している。同書では日本初の「発達障害のためのデイケア」を運営する岩波明さんが、発達障害に対する正しい知識や社会の側が持つ課題についても解説している。豊富な症例や治療事例をもとに解説されており、発達障害を理解するための決定版とも言える一冊となっている。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』ケント・ギルバート[著](講談社)

日本人に「自虐史観のアホらしさ」を気づかせてくれたのはアメリカ人だった……ベストセラー連発、日本人より日本文化を深く知っているケント・ギルバートの新境地! 中国や韓国と上手に付き合うには、まず「自己中心主義」の大本たる儒教の本質を知り、そして日本は儒教国家でないことを認識すべし!!(講談社ウェブサイトより)

2位『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一[著](中央公論新社)

室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七~七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか――。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『サイコパス』中野信子[著](文藝春秋)

平気でウソをつくけど、罪悪感ゼロ。時には自分が被害者のように振る舞う。他人を利用することに長け、人の痛みなどまったく感じない。あなたの周りに、こんな人はいませんか? もともとサイコパスとは、連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念。精神医学では明確なカテゴリーに分類されておらず、誤ったイメージやぼんやりとした印象が広まっていました。ところが近年、脳科学の劇的な進歩により、状況は変わってきました。そんなサイコパスの正体を解き明かす話題の書(文春オンラインより抜粋)

4位『定年後 50歳からの生き方、終わり方』楠木新[著](中央公論新社)

5位『それでもこの世は悪くなかった』佐藤愛子[著](文藝春秋)

6位『あの会社はこうして潰れた』藤森徹[著](日本経済新聞出版社)

7位『発達障害』岩波明[著](文藝春秋)

8位『好きなことだけで生きていく。』堀江貴文[著](ポプラ社)

9位『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』はらぺこグリズリー[著](光文社)

10位『新版 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』福岡伸一[著](小学館)

■新書 ノベルスランキング

1位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(8)』古舘春一[原作]星希代子[著](集英社)

2位『僕のヒーローアカデミア(1) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[著](集英社)

3位『僕のヒーローアカデミア(2) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[著](集英社)

4位『十津川警部 仙石線殺人事件』西村京太郎[著](双葉社)

5位『映画ノベライズ 帝一の國』久麻當郎[小説]いずみ吉紘[脚本]古屋兎丸[原作](集英社)

6位『人類最強のときめき』西尾維新[著](講談社)

7位『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』平林佐和子[著]藤巻忠俊[原作](集英社)

8位『パパと呼ばないで!』秀香穂里[著](笠倉出版社)

9位『東京喰種 トーキョーグール:re Novel[quest]』石田スイ[原作]十和田シン[著](集英社)

10位『魔界都市ブルース ゴルゴダ騎兵団』菊地秀行[著](祥伝社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 6月13日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年6月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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