カラテカ矢部太郎の超ほっこりコミックエッセイ『大家さんと僕』25万部を突破

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 5月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『漫画 君たちはどう生きるか 』が獲得した。
 第2位は『君たちはどう生きるか』。第3位は『大家さんと僕』となった。

 お笑い芸人の矢部太郎さんが書いた、3位の『大家さんと僕』は4月25日に発表された第22回手塚治虫文化賞の短編賞も受賞している。本職漫画家以外が受賞したことが大きな話題となり、現在発行部数は25万部を突破。週刊新潮で続編となる第二期の連載もはじまっている。

 矢部さんのTwitterには中田敦彦さんや板尾創路さん、品川祐さんビビる大木さんら芸人仲間からも祝福と絶賛の声が届いている。もっとも皆芸人らしく、矢部さんに「先生」をつけて揶揄。ビビル大木さんに至っては「本が売れてから天野会を無視してる」と冗談をツイート。それには矢部さんも「してないですから!」とツッコミをいれている。出版業界から熱い視線を浴びる漫画家としての顔が加わった矢部さん。芸人・俳優としても評価が高いだけに、さらなる活躍の幅を広げてくれることに期待だ。
大家さんと僕』の立ち読みはこちらから
https://www.bookbang.jp/ooyasantoboku/

1位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[画](マガジンハウス)

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

2位『君たちはどう生きるか』吉野源三郎[著](マガジンハウス)

池上彰さんも子供時代に感動!日本を代表する歴史的名著が、マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

3位『大家さんと僕』矢部太郎[著](新潮社)

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの”二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた――。泣き笑い、奇跡の実話漫画。(新潮社ウェブサイトより)

4位『羽生結弦 連覇の原動力[完全版]』AERA編集部[編](朝日新聞出版)

5位『真夜中乙女戦争』F[著](KADOKAWA)

6位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

7位『東大ナゾトレ 東京大学謎解き制作集団AnotherVisionからの挑戦状(1)』東京大学謎解き制作集団AnotherVision[編](扶桑社)

8位『おちゃめに100歳!寂聴さん』瀬尾まなほ[著](光文社)

9位『人間・田中角栄 生誕100年』別冊宝島編集部[編](宝島社)

10位『ほどよく距離を置きなさい』湯川久子[著](サンマーク出版)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 5月8日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年5月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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