山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』が映画化 橋本愛、門脇麦、成田凌が出演

映像化

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 山内マリコのデビュー作『ここは退屈迎えに来て』が、10月19日から全国公開される。

『ここは退屈迎えに来て』は、地方都市を舞台に、都会からUターンした30歳や結婚相談所に駆け込む親友同士、売れ残りの男子と関係を持つ23歳、処女喪失に奔走する女子高生など8人の女の子を描いた連作小説。

 映画「ここは退屈迎えに来て」は、高校時代にみんなの憧れの存在だった椎名くん中心に、上京して10年が経ち、何となく地元に帰った27歳の「私」と、元彼である「椎名」を忘れられずに暮らしている「あたし」の2人の女性の日常が描かれる。「私」役を橋本愛、「あたし」役を門脇麦、椎名役を成田凌が演じる。監督は「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」「さよなら歌舞伎町」「RIVER」などを手掛ける廣木隆一が務める。

 原作者の山内マリコは、1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年に「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞後、2012年8月に『ここは退屈迎えに来て』で作家デビュー。著書に2016年に蒼井優主演で映画化された『アズミ・ハルコは行方不明』や『さみしくなったら名前を呼んで』『かわいい結婚』『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』などがある。

2018年8月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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