「ベルセルク」まさかの実写化!? 演じるのはあの“黒い歌手” 海外ではファンが大混乱

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「ベルセルク」40巻発売記念PV Full ver.(YouTubeより)

 10月2日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『ベルセルク(40)』が獲得した。
 第2位は『転生したらスライムだった件(9)』。第3位は『ゴールデンカムイ(15)』となった。

 1位の「ベルセルク」は1年3ヶ月ぶりの新刊。発売を記念し実写版PVがつくられ公式サイトで公開されている。PVでは主人公の“黒い剣士”ことガッツを“黒い歌手”松崎しげるさんが演じ、ガッツの鎧を身に着け巨大な剣を振り回し雄叫びを上げている。メイキング動画やインタビュー動画も公開されており、松崎さんはその中で「いい黒を出せたと思います」と満足げに語っている。

 このPVはSNSでも大反響となり、松崎さんが登場するオチに日本人は爆笑。しかしYouTubeでは様子が違った。松崎さんを知らない外国のファンから「trash(ゴミ)」「Are you kidding me?(からかってるの?)」「I’m going to vomit(吐きそう)」「fan movie?(ファンが作った映画?)」「really really bad(本当にダメ!)」とのきついコメントが並び、多くの低評価がつけられている。どうやらこのPVがジョークだと理解できず、実写映画の予告編と誤解してしまったファンが多くいたようだ。

 現在YouTubeの同動画には投稿者の「白泉社ヤングアニマル」からのメッセージとして、「この動画は40巻のプロモーションビデオである」「松崎しげるは日焼けしていることで有名な歌手である」「“黒い歌手”が“黒い剣士”を演じている」との注意書きが英語で書かれている。海外にもファンが多いベルセルクならではのトラブルに見舞われたベルセルク公式ツイッターアカウントは《“黒い剣士”ガッツと、“黒い歌手”松崎しげるさんが“黒い”つながりコラボということをお伝えしたいのですが、中の人の英語力では不可能です…。》と嘆いている。
https://www.younganimal.com/berserk/

1位『ベルセルク(40)』三浦建太郎[著](白泉社)

妖精島で、精神を回復する術を持つという「花吹雪く王」に謁見したガッツ一行。夢の回廊を廻り、キャスカの深層世界へと降り立ったシールケとファルネーゼは記憶の欠片を集め、遂に最後の欠片に辿り着く…! 果たしてキャスカはかつての姿を取り戻すのか!?(白泉社ウェブサイトより)

2位『転生したらスライムだった件(9)』川上泰樹[漫画]伏瀬[原作]みっつばー[キャラクター原案](講談社)

魔王・カリオンからの提案を受け、テンペストと獣王国(ユーラザニア)は互いに使節団を派遣し交流をはかることとなった。テンペストからはベニマルを団長とした数名が獣王国へ向かい、獣王国からは黄蛇角のアルビスを中心とする使節団がテンペストに到着。順調に交流が開始されると思われたが、挨拶もそこそこにリムルに対し敵意を剥き出しにする獣王国使節団の面々。(講談社ウェブサイトより)

3位『ゴールデンカムイ(15)』野田サトル[著](集英社)

「樺太やばいな」北海道より更に北。樺太島へ辿り着いた杉元一行は新たな動物、文化、環境に出遭う!! 本州から北海道、北海道から樺太へ。ウルヴァリン、スチェンカ、バーニャ☆ 不死身の杉元の生存戦略が始まるッ!? 別れなければ再会えない。二人の旅路の物語・第15巻!!!!!!!(集英社ウェブサイトより)

4位『鬼灯の冷徹(27)』江口夏実[著](講談社)

5位『ONE PIECE(90)』尾田栄一郎[著](集英社)

6位『ゴブリンスレイヤー(5)』蝸牛くも[原作]黒瀬浩介[作画]神奈月昇[キャラクター原案](スクウェア・エニックス)

7位『衛宮さんちの今日のごはん(3)』TAa[漫画]只野まこと[料理監修]TYPE-MOON[原作](KADOKAWA)

8位『コウノドリ(24)』鈴ノ木ユウ[著](講談社)

9位『とんがり帽子のアトリエ(4)』白浜鴎[著](講談社)

10位『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦(11)』赤坂アカ[著](集英社)

〈コミックスランキング 10月2日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年10月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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