ミステリランキング3冠達成『屍人荘の殺人』第2弾が発売 ミステリ好きからはさらなる高評価!

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左から『魔眼の匣の殺人』、『屍人荘の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)

 2月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『すぐ死ぬんだから』が獲得した。
 第2位は『宝島』。第3位は『幼女戦記(11) Alea iacta est』となった。

 4位以下で注目は4位『魔眼の匣の殺人』。2017年のデビュー作『屍人荘の殺人』(東京創元社)で「このミステリーがすごい!」など主要ミステリランキング3冠を達成した今村昌弘さんの第二作。前代未聞の設定で話題となった『屍人荘の殺人』の続編となっている。前作で好評を博した主人公コンビが今作でも登場しており、設定も同じく限られた環境のなかで事件が起こる“クローズドサークル”もの。著者の今村さんは「続編だからこその“縛り”に手こずった」(ほんのひきだしより)と刊行記念エッセイで告白している。前作の映画化、コミック化も発表され読者の期待も高まっている同シリーズだけに、著者には相当なプレッシャーがかかっていたと思われるが、ミステリ好きの間でははやくも「『魔眼の匣の殺人』のほうが完成度が高い」と高く評価する声があがっている。

1位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!(講談社ウェブサイトより)

2位『宝島』真藤順丈[著](講談社)

英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。少年少女は20年の時を経て同じ夢に向かう。米軍統治下の沖縄を嵐のように駆け抜ける、青春と革命の一大叙事詩!!(講談社ウェブサイトより)

3位『幼女戦記(11) Alea iacta est』カルロ・ゼン[著](KADOKAWA)

幼女、暗躍す。戦争を続ける愚かさは、誰の目にも明らかである。講和派としてレルゲンがイルドアに飛び懸命の外交折衝を行うも失敗した場合の予備計画を巡りルーデルドルフ大将が暗躍。これ異を唱えた盟友・ゼートゥーア大将は必要の女神に奉仕する。『障害物は排除されねばならない』と。義務。必要。友情。何が正しかったのかすら、見えなくなる総力戦。昨日迄の正義は、今日の不正義。それでもすべては祖国の未来のために。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『魔眼の匣の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)

5位『ノースライト』横山秀夫[著](新潮社)

6位『1R1分34秒』町屋良平[著](新潮社)

7位『新章 神様のカルテ』夏川草介[著](小学館)

8位『トラペジウム』高山一実[著](KADOKAWA)

9位『かわたれどき』畠中 恵[著](文藝春秋)

10位『混物語』西尾維新[著](講談社)

〈単行本 文芸書ランキング 2月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年3月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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