ひろゆきが「叩かれるから今まで黙っておいた」こと[ビジネス書ベストセラー]

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 12月15日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『人は話し方が9割』が獲得した。
 第2位は『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』。第3位は『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』となった。

 4位以下で注目は10位にランクインした『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』。2ちゃんねるの創設者ひろゆきさんが忖度抜きで“知らないほうが幸せ”かもしれない衝撃の真実を語り尽くした一冊。13日にPRESIDENT Online に掲載された同書からの抜粋記事「ひろゆき『東大生の多くは本人の努力より、親が金持ちだったから合格した』 」が大きな話題となった。親の経済力と子どもの学力の相関関係を表すデータや、遺伝が知能レベルに与える影響などを示しながら、「子どもの学歴は親の知能と収入で決まる」と説き、誰もが努力をすれば必ず報われるわけではないことを述べている。記事のタイトルなどが一見無慈悲で残酷に見えるため物議を醸したが、やはりこの話題も『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘玲・著)ということだろうか。

1位『人は話し方が9割』永松茂久[著](すばる舎)

「もう会話で悩まない!疲れない!オロオロしない!」――もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!(すばる舎ウェブサイトより)

2位『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』武田友紀[著](飛鳥新社)

ささいなことが気になって疲れる人へ―― 自分もHSPである専門カウンセラーだからこそ教えられる「超・実践テクニック集」!(飛鳥新社ウェブサイトより)

3位『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』大野萌子[著](サンマーク出版)

だれかの「ひと言」にイラっとしたこと、ありませんか? もしくは、「悪気はなかったのに、ちょっとしたひと言で相手を不機嫌にさせてしまった」「相手のためによかれと思って言ったのに、傷つけてしまった」というような、苦い経験はありませんか? カウンセラーとして、2万人以上の社会人にコミュニケーションの指導をしてきた著者が、人間関係がぐんとスムーズになる「言葉のかけ方」を本書で紹介します。「よけいなひと言」を「好かれるセリフ」に言いかえるパターンを141例、15章のシーン別にわけて解説しています。 言葉というのは怖いもの。使い方を一歩間違えると人間関係にヒビが入ったり、取り返しがつかなくなったりすることもあります。パワハラにつながりやすいのも、無意識のうちに「よけいなひと言」を口にしているタイプです。同じことを伝える場合でも、「言い方」次第で相手の気持ちは変わります。よりよい人間関係をつくる大きな助けとなる一冊です。(サンマーク出版ウェブサイトより)

4位『本当の自由を手に入れる お金の大学』両@リベ大学長[著](朝日新聞出版)

5位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

6位『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』八木仁平[著](KADOKAWA)

7位『逃げない。 リーダーに伝えたい70の講義』唐池恒二[著](PHP研究所)

8位『会社四季報 業界地図 2021年版』(東洋経済新報社)

9位『13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン』「7つの習慣」編集部[監修]大西 洋[イラスト](日本図書センター)

10位『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』ひろゆき[著](三笠書房)

〈ビジネス書ランキング 12月15日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年12月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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