第47回大佛次郎賞が決定 内海健『金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫』が受賞

文学賞・賞

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 第47回大佛次郎賞が発表され、内海健さんの『金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫』(河出書房新社)に決まった。

 受賞作『金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫』は、精神病理学の視点から金閣に放火した林養賢と、彼を題材に『金閣寺』を描いた三島由紀夫について分析したノンフィクション。

 著者の内海健さんは、1955年東京都生まれ。精神科医、精神病理学者。東大医学部卒。東京藝大保健管理センター教授。著書に、『「分裂病」の消滅』『うつ病の心理』『さまよえる自己 ポストモダンの精神病理』などがある。

 贈賞式は、来年1月28日、東京都内で行われる。

「大佛次郎賞」は、小説、ノンフィクション、歴史記述など幅広い分野で活躍した作家・大佛次郎の業績をたたえて、1973年に創設された文学賞。形式のいかんを問わず、優れた散文作品に与えられる。

 昨年は、黒川創さんの『鶴見俊輔伝』(新潮社)が受賞。過去には梅原猛さん『水底の歌 柿本人麿論』(第1回)、司馬遼太郎さんの『韃靼疾風録』(第15回)、吉田修一さんの『悪人』(第34回)、浅田次郎さんの『帰郷』(第43回)などが受賞している。

Book Bang編集部
2020年12月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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