日本人が突然ルワンダ中央銀行の総裁に! 「おはよう日本」で話題の“ウソのような実話”

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 3月23日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『スマホ脳』が獲得した。
 第2位は『在宅ひとり死のススメ』。第3位は『現代語訳 論語と算盤』となった。

 4位以下で注目は6位にランクインした『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』。1960年代のルワンダを舞台に突然ルワンダ中央銀行の総裁に就任した服部正也さんの奮闘を描いた一冊。国際通貨基金の要請で総裁に抜擢された服部さんは、超赤字国家ルワンダの実情を目にし発奮。外国勢力の抵抗にも屈せず、金融政策を一から作り上げ同国の国民生活をも立て直した。とんでもない逆境を跳ね返す爽快な冒険譚として近年SNSで話題となり、発行部数14万部のロングセラーとなっている。3月19日NHK総合のニュース番組「おはよう日本」で“ウソのような実話”として取り上げられさらに大きな話題となっている。

1位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)

2位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)

累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!  「慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法」を提案。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)

実業界の父が明かす、ビジネスの秘訣 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。経営・労働・人材育成など、利潤と道徳を調和させる経営哲学には、今なすべき指針がつまっている。(筑摩書房ウェブサイトより)

4位『歴史探偵 忘れ残りの記』半藤一利[著](文藝春秋)

5位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

6位『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』服部正也[著](中央公論新社)

7位『仕事と人生』西川善文[著](講談社)

8位『三国志入門』宮城谷昌光[著](文藝春秋)

9位『英語独習法』今井むつみ[著](岩波書店)

10位『なんで家族を続けるの?』内田也哉子、中野信子[著](文藝春秋)

〈新書ランキング 3月23日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年3月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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