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- どうしても頑張れない人たち
- 価格:836円(税込)
4月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『在宅ひとり死のススメ』が獲得した。
第2位は『スマホ脳』。第3位は『人新世の「資本論」』となった。
4位以下で注目は4位にランクインした『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち(2)』。著者で児童精神科医の宮口幸治さんは、ベストセラーとなった前作『ケーキの切れない非行少年たち』で認知能力が弱い「境界知能」の人々をどのように導いたら良いのかを提言しており、本書はさらに彼らを支援するために一歩踏み込んだ内容となっている。
宮口さんは本書の冒頭で「頑張ったら支援します」「やる気のある人を応援します」「夢に向かって頑張る人を応援します」など世間でよく耳にするキャッチコピーをとりあげ、では「頑張らなかったら、支援しません」ということなのか? と疑問を呈する。社会には「どうしても頑張れない人たち」が一定数存在し、そんな「頑張れない人たち」こそ支援しなければいけないと説き、具体的な支援の方法や支援者たちの心構えについても綴っている。
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- 在宅ひとり死のススメ
- 価格:880円(税込)
1位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)
累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作! 「慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法」を提案。(文藝春秋ウェブサイトより)
2位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)
3位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。 気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。 それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。 いや、危機の解決策はある。 ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。 世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!(集英社ウェブサイトより)
4位『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち(2)』宮口幸治[著](新潮社)
5位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)
6位『仕事と人生』西川善文[著](講談社)
7位『生贄探し 暴走する脳』中野信子、ヤマザキマリ[著](講談社)
8位『人間の器』丹羽宇一郎[著](幻冬舎)
9位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)
10位『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』服部正也[著](中央公論新社)
〈新書ランキング 4月27日トーハン調べ〉
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