ドラマも話題の『すぐ死ぬんだから』 内館牧子が女性の「終活」を描く[文庫ベストセラー]

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 8月24日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『あきない世傳 金と銀(十一) 風待ち篇』が獲得した。
 第2位は『未来』。第3位は『後宮の烏 6』となった。

 4位以下で注目は4位に初登場の『すぐ死ぬんだから』。内館牧子さんが2018年に発表した小説の文庫版。78歳の女性を主人公にした「終活」小説だ。見た目にも気を使い加齢に抗いながら、幸せな老後を送る主人公。しかし夫が倒れたことで人生に思いもかけぬ変転が訪れる。昨年8月にNHKでテレビドラマ化もされ、俳優の三田佳子さんが主人公のハナを演じ話題となった。

1位『あきない世傳 金と銀(十一) 風待ち篇』高田郁[著](角川春樹事務所)

湯上りの身拭いにすぎなかった「湯帷子」を、夕涼みや寛ぎ着としての「浴衣」に──そんな思いから売り出した五鈴屋の藍染め浴衣地は、江戸中の支持を集めた。店主の幸は「一時の流行りで終らせないためにはどうすべきか」を考え続ける。折しも宝暦十年、辰の年。かねてよりの予言通り、江戸の街を災禍が襲う。困難を極める状況の中で、「買うての幸い、売っての幸せ」を貫くため、幸のくだす決断とは何か。大海に出るために、風を信じて帆を上げる五鈴屋の主従と仲間たちの奮闘を描く、シリーズ第十一弾!!(角川春樹事務所)

2位『未来』湊かなえ[著](双葉社)

「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」ある日突然、少女に届いた一通の手紙──。家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちに待つ未来とは!? デビュー作『告白』から10年、湊ワールドの集大成となる長編ミステリー、待望の文庫化!!(双葉社ウェブサイトより)

3位『後宮の烏 6』白川紺子[著](集英社)

寿雪の銀髪が、衆目にさらされた。その銀髪こそが、前王朝の血を引く証だった。高峻が策をもって隠してきた寿雪の秘密がしられてしまったのだ。しかも寿雪の魂は何処かへと去り、その肉体に宿っているのは“烏”。加えて衣斯哈の行方も不明となり、状況は緊迫の度合いを高める。そんな中、寿雪の魂を呼び戻すためには肉親の存在が必要だという情報がもたらされるが……?(集英社ウェブサイトより)

4位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

5位『護(まも)られなかった者たちへ』中山七里[著](宝島社)

6位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ[著](新潮社)

7位『チェンジ 警視庁犯罪被害者支援課8』堂場瞬一[著](講談社)

8位『店長がバカすぎて』早見和真[著](角川春樹事務所)

9位『汝よさらば (五) 浮世絵宗次日月抄』門田泰明[著](祥伝社)

10位『番士 鬼役伝』坂岡真[著](光文社)

〈文庫ランキング 8月24日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年8月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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