YOASOBI 新曲の原作小説『大正浪漫』ベストセラーランキングに登場 『夜に駆ける』文庫版も好評

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 9月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『透明な螺旋』が獲得した。
 第2位は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』。第3位は『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』となった。

 4位以下で注目は、7位にランクインした『大正浪漫 YOASOBI「大正浪漫」原作小説』。小説を音楽にするユニットYOASOBIの最新楽曲の原作小説。小説投稿サイトmonogatary.comと双葉社が共催した「夜遊びコンテストvol.2」で大賞を受賞した作品。現代に生きる15歳の少年のもとに100年前の大正時代の女の子から手紙が届く。文字だけの交流を続ける二人の時を超えた切ない恋の行方とは。ボーカルのikuraさんによる朗読動画も収録されている。同じくYOASOBIの楽曲となった小説を収めた『夜に駆ける YOASOBI小説集』(双葉社)も9月16日文庫された。文庫版には「ハルジオン」の原作となった単行本未収録作品「それでも、ハッピーエンド」橋爪駿輝[著]も追加されている。

1位『透明な螺旋』東野圭吾[著](文藝春秋)

シリーズ第十弾。最新長編。 今、明かされる「ガリレオの真実」。  房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。 失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。 警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。  「愛する人を守ることは罪なのか」 ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』ブレイディみかこ[著](新潮社)

中学生の「ぼく」の日常は、今も世界の縮図のよう。授業でのスタートアップ実習、ノンバイナリーの教員たち、音楽部でのポリコレ騒動、ずっと助け合ってきた隣人との別れ、そして母の国での祖父母との旅――”事件”続きの暮らしの中で、少年は大人へのらせん階段を昇っていく。80万人が読んだ「親子の成長物語」、ついに完結。(新潮社ウェブサイトより)

3位『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊!  2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。  本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。(小学館ウェブサイトより抜粋)

4位『異世界ゆるり紀行 子育てしながら冒険者します 11』水無月静琉[著](アルファポリス)

5位『さよならも言えないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

6位『お気楽領主の楽しい領地防衛 1 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~』赤池宗[著](オーバーラップ)

7位『大正浪漫 YOASOBI「大正浪漫」原作小説』NATSUMI[著](双葉社)

8位『素材採取家の異世界旅行記 10』木乃子増緒[著](アルファポリス)

9位『アラフォー賢者の異世界生活日記 15』寿安清[著](KADOKAWA)

10位『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します! 2』明鏡シスイ[著](ホビージャパン)

〈文芸書ランキング 9月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年10月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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