ボカロP・カンザキイオリ 最新小説がベストセラー 小説のベースとなった楽曲「爆弾」も公開[文芸書ベストセラー]

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 11月16日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』が獲得した。
 第2位は『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 5』。第3位は『親愛なるあなたへ』となった。

 3位に初登場の『親愛なるあなたへ』はボカロPとして活躍するカンザキイオリさんの最新小説。カンザキさんはYouTubeやニコニコ動画で楽曲を発表し、若者の間でカリスマ的人気を誇っている。自身の楽曲を元にしたデビュー小説『あの夏が飽和する。』(河出書房新社)は11万部を突破している。今作も19日に公開された楽曲「爆弾」をベースにしており、小説家と音楽家を目指す二人の若者を主人公とした青春小説となっている。

1位『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊! 2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。(小学館ウェブサイトより抜粋)

2位『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 5』たままる[著](KADOKAWA)

囚われていたヘレンを救い出し、新たな家族として迎え入れたエイゾウ。以前に手に入れたアポイタカラで、ヘレンの代わりの剣や自らの愛刀を打ったり、親を失った狼を助けたりと、穏やかな“いつも”も新しい形へと変わっていく。そんな中、サーミャから聞いた新たな鉱石を探すため、エイゾウたちは黒の森の奥地に赴くことに。そこで出会ったのは、ある傭兵の少女と、そして最強生物ドラゴンで……? モノづくりライフ第5巻、新エピソードを追加して登場!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『親愛なるあなたへ』カンザキイオリ[著](河出書房新社)

哀しみを乗りこえて創作活動に打ち込む春樹と雪が、高校の卒業式にたどり着いた答えとは!? 大ヒット『あの夏が飽和する。』を超える衝撃と感動の青春サスペンス!(河出書房新社ウェブサイトより)

4位『異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。 6』じゃがバター[著](ツギクル)

5位『残照の頂 続・山女日記』湊かなえ[著](幻冬舎)

6位『さよならも言えないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

7位『役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! 3 ~伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました~』遠野九重[著](KADOKAWA)

8位『世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~ 8』とーわ[著](KADOKAWA)

9位『むき出し』兼近大樹[著](文藝春秋)

10位『月夜の森の梟』小池真理子[著](朝日新聞出版)

〈文芸書ランキング 11月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年11月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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