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- その本は
- 価格:1,650円(税込)
8月2日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『オーバーロード16 半森妖精の神人 [下]』が獲得した。
第2位は『おいしいごはんが食べられますように』。第3位は『夜に星を放つ』となった。
4位以下で注目は5位に初登場の『その本は』。お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんと大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの共著。ストーリーは二人の男が王様に頼まれ「めずらしい本」の話を探しに出かける。一年後旅から戻った二人はかわるがわる王様にいろんな本の話を聞かせることに。ヨシタケさんらしき男と又吉さんらしき男が笑いあり涙ありの様々な本の話を紡いでいく。7月30日の朝日新聞の朝刊に二人が絵本と同じ格好で『その本は』を抱えた広告が掲載され話題となっている。
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- 夜に星を放つ
- 価格:1,540円(税込)
1位『オーバーロード16 半森妖精の神人 [下]』丸山くがね[著](KADOKAWA)
歴戦の猛者たちすら畏怖するナザリックの威光を見よ!ダークエルフの村に滞在し、村民と交流を続けるアインズと双子。しかし法国の侵攻はついにエルフ国を攻め落とされんばかりとなった。一計を案じたアインズは行動を開始。(KADOKAWAウェブサイトより)
2位『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子[著](講談社)
第167回芥川賞受賞!「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。(講談社ウェブサイトより)
3位『夜に星を放つ』窪美澄[著](文藝春秋)
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。(文藝春秋ウェブサイトより)
4位『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』宮部みゆき[著](KADOKAWA)
5位『その本は』又吉直樹[著]ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)
6位『腹を割ったら血が出るだけさ』住野よる[著](双葉社)
7位『こいごころ』畠中恵[著](新潮社)
8位『オーバーロード15 半森妖精の神人 [上]』丸山くがね[著](KADOKAWA)
9位『チンギス紀 十四 萬里』北方謙三[著](集英社)
10位『オーバーロード16 半森妖精の神人 [下] 三方背ケース付特装版』丸山くがね[著](KADOKAWA)
〈文芸書ランキング 8月2日トーハン調べ〉
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