『ONE PIECE FILM RED』ノベルス版もベストセラー1位続く 「サマータイムレンダ」スピンオフ小説も登場[ノベルスベストセラー]

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 10月12日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『ONE PIECE FILM RED』が獲得した。
 第2位は『SPY×FAMILY 家族の肖像』。第3位は『サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景』となった。

 1位の『ONE PIECE FILM RED』は8月6日公開された同名映画のノベルス版。映画は10月9日までに動員1208万人、興行収入167億円を突破する記録的な大ヒットとなっている(興行通信社調べ)。同作は週刊少年ジャンプ作品のノベライズが収録されるジャンプJブックス版。他にも小中学生向けの読み物シリーズ「集英社みらい文庫」から『ONE PIECE FILM RED 映画ノベライズ みらい文庫版』志田もちたろう[著](集英社)が発売されている。どちらもストーリーは同じだが、みらい文庫版は小学生でも読みやすように文章やふりがなにも工夫がされている。

 3位に初登場の『サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景』も同じくジャンプJブックスからの刊行。ウェブマンガ配信サイト「少年ジャンプ+」で2021年2月まで連載されていたSFサスペンスマンガ「サマータイムレンダ」のスピンオフ小説。同マンガは完結後にアニメ版の放送やスピンオフマンガの配信が行われ、2023年にはゲーム版の発売も控えている。ノベライズを担当したのは数々のライトノベルを手掛けてきた半田畔さん。

1位『ONE PIECE FILM RED』尾田栄一郎[原作]黒岩勉[劇場版脚本]江坂純[小説](集英社)

『ONE PIECE』25周年記念作品!世界中が熱狂する歌姫・ウタ。素性を隠したまま発信する彼女の歌声は“別次元”と評されるほど。そんなウタがライブで初めて公の前に姿を現す!彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味たち、海賊、海軍、ありとあらゆる世界中のファンが会場を埋め尽くす中、ウタが”シャンクスの娘”という衝撃的な事実が発覚!世界を揺るがす戦いにルフィが挑む!総合プロデューサーを務めるのは、原作者の尾田栄一郎。監督を務めるのは、人気アニメ「コードギアス」シリーズなど国内外から高い評価を得ている谷口悟朗。2022年8月6日公開、3年ぶりとなる待望の劇場版最新作をノベライズ!(集英社ウェブサイトより)

2位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)

休日に公園にでかけたフォージャー一家は、ひょんなことから超有名画家のモデルになることに。ヨルは暗殺の任務への支障を恐れ、自分の顔が世間に広まるのを阻止しようと突拍子もない行動を取り続けるのだが、ロイドはその真意がわからず…他にも自然教室でアーニャがダミアンとの仲良し大作戦を計画したり、フランキーと盲目の少女とのささやかな交流、ユーリがアーニャを職業体験施設に連れて行くなど全4本の短編を収録!(集英社ウェブサイトより)

3位『サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景』田中靖規[原作]半田畔[小説](集英社)

小説家・南雲竜之介=南方ひづると姪の天才少女・南方波稲。 2人の周囲には、今日も創作意欲をかき立てる奇妙な事件の影が……。あらゆる危険を回避すると謳い信者を集めるカルト『危機回避倶楽部』。 誰もいないのにひとりでに動き出す車の怪、不幸をもたらす呪いの油絵、白線を越えると人格が入れ替わる、南雲竜之介のナンバーワンのファン……。 ひづると波稲は、好奇心のおもむくままに解決へ乗り出す……!!『サマータイムレンダ』本編の未来を描いたスピンオフ!!(集英社ウェブサイトより)

4位『ONE PIECE novel LAW』尾田栄一郎[原作]坂上秋成[著](集英社)

5位『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』藤本タツキ[原作]菱川さかく[小説](集英社)

6位『野の花の一縷の恋』レベッカ・ウインターズ[作]堺谷ますみ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

7位『灰かぶりは伯爵の愛し子を抱く』ヘレン・ディクソン[作]飯塚あい[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

8位『修道院育ちのシンデレラ』キャロル・マリネッリ[作]八坂よしみ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

9位『大富豪と罪深き純情 ハーレクイン・ロマンス~純潔のシンデレラ~』アニー・ウエスト[作]堺谷ますみ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

10位『失われた七年 ハーレクイン・ロマンス~伝説の名作選~』ペニー・ジョーダン[作]高田真紗子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

〈ノベルスランキング 10月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年10月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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