少女マンガ黄金時代の裏話を恋愛マンガの大家が激白 実録コミックに注目集まる[ノンフィクションベストセラー]

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 10月25日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『20代で得た知見』が獲得した。
 第2位は『疲れた人に夜食を届ける出前店』。第3位は『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』となった。

 4位以下で注目は9位に初登場の『酒井美羽の少女まんが戦記 第1巻』。1970年代から雑誌「花とゆめ」(白泉社)や「YOU」(集英社)で活躍する恋愛マンガの大家、酒井美羽さんによるエッセイコミック。青池保子さん、美内すずえさん、木原敏江さんなど綺羅星の如き少女マンガ家のアシスタント経験をもつ酒井さんが、少女マンガ黄金時代の思い出や修羅場の様子、業界の裏側を赤裸々に描いた実録エッセイマンガとなっている。現在発売元の秋田書店では試し読みを公開中。1977年デビュー直前の酒井さんがヘルプで入った少年マンガの現場で起こった衝撃の実体験がマンガとなっている。

1位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

人生は忘れがたい断片にいくつ出会い、心動かされたかで決まる(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『疲れた人に夜食を届ける出前店』中山有香里[著](KADOKAWA)

『泣きたい夜の甘味処』で第9回料理レシピ本大賞コミック賞を受賞した著者の「癒しレシピシリーズ」第二弾。鮭茶漬け、ハムエッグ丼、ポトフ、マカロニグラタン、肉うどんなどたっぷり46のレシピつき。(KADOKAWAウェブサイトより抜粋)

3位『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』鈴木エイト[著](小学館)

安倍元首相と教団、本当の関係。 メディアが統一教会と政治家の関係をタブーとするなか、教団と政治家の圧力に屈せずただひとり、問題を追及しつづけてきたジャーナリストがすべてを記録した衝撃レポート、緊急刊行!(小学館ウェブサイトより)

4位『我慢して生きるほど人生は長くない』鈴木裕介[著](アスコム)

5位『日中友好侵略史』門田隆将[著](産経新聞出版)

6位『にゃんこ四字熟語辞典』西川清史[著](飛鳥新社)

7位『ぷりっつさんち(7)』松本ぷりっつ[著](主婦の友社)

8位『禁断の中国史』百田尚樹[著](飛鳥新社)

9位『酒井美羽の少女まんが戦記 第1巻』酒井美羽[著](秋田書店)

10位『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』多良美智子[著](すばる舎)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 10月25日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年10月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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