岸辺露伴シリーズ「くしゃがら」作者の3作品を収録した小説版第3弾が初登場1位[ノベルスベストセラー]

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 12月27日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』が獲得した。
 第2位は『連合艦隊西進す3 スエズの彼方』。第3位は『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』となった。

 1位に初登場の『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』は「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ「岸辺露伴は動かない」の小説版第三弾。もはや年末の風物詩となりつつあるNHK総合の実写ドラマ版「岸辺露伴」。2020年12月より放送が始まった同ドラマの第二話「くしゃがら」は露伴と同じくマンガ家の志士十五が登場し、謎の言葉「くしゃがら」をめぐる奇妙な物語で大きな話題となった。同作の原作は今週10位にランクインした『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』に収録された北國ばらっどさんの作品。新刊である『岸辺露伴は倒れない』は全3作の短編が収録されており、いずれも北國ばらっどさんの手によるものだ。はやくも来年の実写版に期待が膨らむ3作品となっている。

1位『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]北國ばらっど[著](集英社)

大人気短編小説集の第3弾!杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。リアリティには徹底的にこだわり、妥協なき漫画制作に取り組む男が遭遇する数々の奇譚とは……!?最上の音楽を見出そうとした男の末路(「黄金のメロディ」)。実写化を許諾したが故に起こる悲劇(「原作者 岸辺露伴」)。毎年六月に住人が蒸発する家(「5LDK○○つき」)。3つの物語を収録した小説集。(集英社ウェブサイトより)

2位『連合艦隊西進す3 スエズの彼方』横山信義[著](中央公論新社)

英本土奪回を目指す日本・イギリス連合軍にはスエズ運河を押さえ、地中海への航路を確保する必要がある。だが連合軍の前に、北アフリカを堅守するドイツ・イタリア枢軸軍が立ち塞がる!(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』藤本タツキ[原作]菱川さかく[小説](集英社)

『チェンソーマン』待望の初小説!自称名探偵・パワーと、助手・デンジが挑む怪事件!? 相棒だった頃の岸辺とクァンシ、その関係とは!? 姫野とアキ、その出会いと二人での初任務の行方は!? 以上、「バディ」をテーマにした三つの物語に、ボーナストラックとして、デンジ・パワー・アキの、夢の江の島旅行も収録。漫画では読めない全編完全オリジナルストーリー!(集英社ウェブサイトより)

4位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)

5位『新連合艦隊 1 起死回生の再結成!』原俊雄[著](電波社)

6位『ONE PIECE FILM RED』尾田栄一郎[原作]黒岩勉[劇場版脚本]江坂純[小説](集英社)

7位『イタリア富豪の極秘結婚』シャロン・ケンドリック[作]麦田あかり[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

8位『エーゲ海に散った愛』ダニー・コリンズ[作]中野恵[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

9位『一輪のすみれの恋わずらい』レベッカ・ウインターズ[作]堺谷ますみ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

10位『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]維羽裕介[著]北國ばらっど[著]宮本深礼[著]吉上亮[著](集英社)

〈ノベルスランキング 12月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年12月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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