「肉を食べるなら朝から、牛・豚・鶏をまんべんなく」“80歳の壁”を超える秘訣を具体的に伝授 「老いのトリセツ」決定版が発売[新書ベストセラー]

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 4月4日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『脳の闇』が獲得した。
 第2位は『成熟スイッチ』。第3位は『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』となった。

 4位以下で注目は7位に初登場の『80歳の壁[実践篇] 幸齢者で生きぬく80の工夫』。今週5位にランクインしている『80歳の壁』で提言された「我慢をしない生き方」をよりわかりやすく解説した一冊。著者は精神科医の和田秀樹さん。『80歳の壁』は昨年12月1日に発表されたトーハン調べの2022年 年間ベストセラー・総合部門で第1位を獲得した「2022年一番売れた本」。和田さんは80歳以上の人を「幸齢者」と呼び、今作では80歳の壁を超えて楽しく生きるための具体的な生活習慣を解説している。一例をあげると《肉を食べるなら朝から、それも牛肉・豚肉・鶏肉をまんべんなく。週5日・20分歩くと、認知症発症率が40%下がる。よい睡眠のためには「夜牛乳」と「6分間読書」を。入浴は午後2~4時が最適》(幻冬舎ウェブサイトより)等々。50万部を超えるベストセラーの決定版だ。

1位『脳の闇』中野信子[著](新潮社)

ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい……集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ――自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!(新潮社ウェブサイトより)

2位『成熟スイッチ』林真理子[著](講談社)

昨日とは少し違う自分になる「成熟スイッチ」はすぐそこにある――。ベストセラー『野心のすすめ』から9年、人気作家が成熟世代におくる待望の人生論新書。日大理事長就任、「老い」との近づき方など、自身の成熟の現在地を明かしながら、「人間関係の心得」「世間を渡る作法」ほか四つの成熟のテーマについて綴っていく。先輩・後輩世代とのつき合い方、自分の株が上がる「お礼」の方法、会話を面白くする「毒」の入れ方など、著者ならではの成熟テクニックが詰まった一冊!(講談社ウェブサイトより)

3位『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』磯田道史[著](中央公論新社)

歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録……。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。(中央公論新社ウェブサイトより)

4位『徳川家康 弱者の戦略』磯田道史[著](文藝春秋)

5位『80歳の壁』和田秀樹[著](幻冬舎)

6位「ゼロからの『資本論』」斎藤幸平[著](NHK出版)

7位『80歳の壁[実践篇] 幸齢者で生きぬく80の工夫』和田秀樹[著](幻冬舎)

8位『第三次世界大戦 日本はこうなる』池上彰[著]「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ[著](SBクリエイティブ)

9位『バカと無知 -人間、この不都合な生きもの-』橘玲[著](新潮社)

10位『シン・養生論』五木寛之[著](幻冬舎)

〈新書ランキング 4月4日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年4月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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