名著の要約を1冊10分で読める形で提供している本の要約サービス「flier(フライヤー)」で11月に一番読まれた要約は、『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』でした。韓国の人気インフルエンサーであるリュ・ハンビンさんが提案する、「帰宅後の2時間で人生を変える方法」は、フライヤー読者からも大きな支持を集めたようです。 第3位は同じく韓国発の『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』。韓国に「早起きブーム」を起こしたインフルエンサーとして知られるキム・ユジンさんが大事にするのはモーニング・ルーティン。平日仕事時間以外を充実させたいと願う人の多さがうかがえます。第2位の『これからの生き方図鑑』は、フライヤーでも大人気の樺沢紫苑さんが「幸せになるための生き方」を解説した一冊。人生を変えたいと願う人に、新しい生き方を47提案します。3冊あわせて読めば、毎日が明るくなりそうです。
1位『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』
≪書籍情報≫
『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』
著者:リュ・ハンビン、小笠原藤子 (訳)
出版社:文響社
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/3579
「会社を辞めて好きなことだけして生きられたらいいのに」と思ったことがあったらこの本! 11月の第1位の『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』がおすすめです。好きなことばかりをして生きる人生を夢見ていても、現実的にはなかなか仕事は辞められないもの。でも、仕事を辞めたらやってみたい「やりたいこと」は、本当に仕事を辞めないとできないことでしょうか。
本書は、仕事後の2時間で新しい人生を始めるかのように生きる、夜時間の活用をおすすめしています。帰宅後が充実すれば、1日の充実度はぐんと上がります。あなただけの「帰宅後ルーティン」を作って、平日の帰宅後の時間を一番楽しみな時間に変えてみませんか?
2位『これからの生き方図鑑』
≪書籍情報≫
『これからの生き方図鑑』
著者:樺沢紫苑
出版社:光文社
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/3572
第2位は大人気作家であり、精神科医でもある樺沢紫苑さんの『これからの生き方図鑑』です。これまでも精神医学的な知見をわかりやすく解説してきた樺沢さんが、本書では「幸せになるための生き方」を提案します。
たとえば、多くの人の悩みの種である職場での人間関係。特に、攻撃してくる人が1人いると、職場に行くのが憂鬱になってしまうものです。ところが樺沢さんは、合わない人のことは気にしなくていいのだといいます。「好意の1対2対7の法則」という法則があり、10人いればあなたを攻撃してくる人は1人、好意をもってくれている人が2人、どちらでもない人が7人いるというのです。世の中に自分と合わない人がいるのは当然のこと。ソリの合わない人とは無理して付き合わずに、2割の「味方」と関係を築くことにだけ目を向ければ、人間関係のプレッシャーはふっと軽くなるはずです。
3位『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』
≪書籍情報≫
『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』
著者:キム・ユジン、小笠原藤子(訳)
出版社:文響社
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/3554
第3位は『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』でした。こちらは「帰宅後」ではなく、「朝イチ」の時間の活用を目指す一冊。明け方の「人生のボーナスタイム」は、まっさらで、何にも邪魔されず、自分だけがコントロールできる時間。たとえ短くても、朝に自分だけの時間をつくることができれば、人生をがらりと変えることができるというのです。
成功者はみんな早起きしているというし、早起きが良いということはわかっている。だけど自分は朝に弱いんだ!という人は著者のこんな方法をお試しあれ。朝、アラームが鳴った瞬間、「5、4、3、2、1」とカウントして、5秒以内にアラームを切り、とにかく目を開けて体を起こすだけ。早起きはつらいもの。秘訣はないというのが著者の主張です。あきらめて起きさえすれば、充実した時間が待っています。朝イチにやりたいことを決めておけば、毎日起きるのが楽しくなるかもしれません。
以上、2023年11月の月間ランキングを「flier」がお届けしました。来月もお楽しみに!
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本の要約サービスflier(フライヤー)は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだだけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しています。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。
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