ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「ひとつの書物との深いつながり」【書店員レビュー】

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ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「ひとつの書物との深いつながり」【書店員レビュー】

[レビュアー] ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)(書店員)

御年、百歳。安岡正篤師の高弟、論語普及会学監・伊與田氏による論語講座を書籍化。七歳の頃から論語に親しみ、以後、九十三年間、論語を読まない日はない、という著者。世に数多ある論語の名言解説本的内容ではなく、百年の人生における論語と自身のかかわりについて語り尽したもの。 「生きている限りは読み続ける」「日々に新たに精進を続ける覚悟」「その一貫した道のりの末に、最も完熟した品格を備えて息を引き取りたい、そう切に念じている」(いずれも本文引用)…人生においてひとつの書物とそれほどまでに深く繋がり、関わり、共に在る事ができる。素晴らしき事です。本にしても人にしても、出逢いとご縁を大事にして活かしてこそ、なのでしょうね。

トーハン e-hon
2016年7月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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