『『イムジン河』物語 “封印された歌”の真実』喜多由浩著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (音楽) 『『イムジン河』物語』 著者 喜多 由浩 [著] 出版社 アルファベータブックス ジャンル 芸術・生活/音楽・舞踊 ISBN 9784865980189 発売日 2016/08/19 価格 1,760円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『『イムジン河』物語 “封印された歌”の真実』喜多由浩著 [レビュアー] 産経新聞社 昭和43年、ザ・フォーク・クルセダーズのレコード『イムジン河』は朝鮮総連の抗議で突然、発売中止になった。以来、タブー視され、30年間以上も「闇の中」へ封じ込められてしまう。 元メンバーのきたやまおさむや、日本語の詞をつけた松山猛、当時の朝鮮総連担当者、レコード会社の担当ディレクターなどの証言をもとに事件の舞台裏が初めて明かされる。この歌が北朝鮮では忘れ去られ、金正日総書記ですら「出自」を知らなかったこと、韓国歌手の訪朝公演で耳にした日本人拉致被害者を勇気づけた秘話も興味深い。(アルファベータブックス・1600円+税) 2016年9月4日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 音楽 エンターテイメント 産経新聞社 喜多由浩 『イムジン河』物語 〝封印された歌〟の真実 アルファベータブックス