【児童書】『太陽と月の大地』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (読み物/評論・文学研究) 『太陽と月の大地』 著者 コンチャ・ロペス=ナルバエス [著]/宇野和美 [訳]/松本里美 [イラスト] 出版社 株式会社 福音館書店 ジャンル 文学/外国文学小説 ISBN 9784834081626 発売日 2017/04/14 価格 1,760円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『太陽と月の大地』 [レビュアー] 産経新聞社 舞台は16世紀後半のスペイン。キリスト教徒貴族の娘マリアと、モリスコ(改宗イスラム教徒)の若者エルナンドは幼なじみで、互いに好意を抱く仲だった。しかし強まる圧迫にモリスコは反乱を起こし、2人は引き裂かれていく…。 スペインの名作児童文学の翻訳。歴史劇ではあるが、民族や宗教といった集団間の対立と個人同士の交流の相克というテーマは、すこぶる現代的で重い。(コンチャ・ロペス=ナルバエス著、宇野和美訳、松本里美画/福音館書店・1600円+税) 2017年6月11日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 福音館書店 太陽と月の大地 コンチャ・ロペス=ナルバエス 松本里美 宇野和美