【児童書】『いえ』カテリナ・ティホゾーラ作、オレクサンドル・プローダン絵、すぎもとえみ訳

生まれたときから、ずっと過ごした家。もしある日、空から次々と降ってくる爆弾でわが家が壊され、住み慣れた町から急いで逃げることになったら？　「避難」と一言でいうが、それは人間にこれまでの生活を全て捨てさせることに他ならない。ロシアによる侵略で国土の約２割を占領されているウクライナの作家が、戦争で家を失って各地を転々とする父母と小さな男の子の避難生活を描く。

そして国境。兵士となって国に残らねばならない父との別れが来る。僕は「いえなし」なの？との問いへの、父の答えが印象深い。（汐文社・１８７０円）

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• いえ　あるひ　せんそうが　はじまった
• カテリナ・ティホゾーラ
• オレクサンドル・プローダン
• すぎもとえみ

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