志村洋子×萩尾望都「色の神秘、キモノを着るという精神の贅沢」

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『色という奇跡』(志村洋子・著)刊行記念対談

 京都・嵯峨野で染織工房を営む志村洋子さんと、昨年『ポーの一族』の新作を発表され話題となった、日本を代表するマンガ家・萩尾望都さんが、日本古来の美の伝統「キモノ」の魅力について、そして色の神秘について、語り合います。

 志村さんの工房で作られた着物を愛用される萩尾さんと、萩尾さんの深い創造性と感性に惹かれる志村さん。同じ年の生まれということもあり、気がつくと親しい友人関係を築かれていたというお二人。この度、志村さんの新刊『色という奇跡』の刊行を記念し、改めてお二人に色や着物について、あるいは、染めること、機で織ることの醍醐味などについて、縦横無尽にお話しいただきます。

 萩尾さんにとって、着物を纏うことはどのような意味を持つのでしょうか。何か作品に影響を与えるものがあるのでしょうか? そうした、創作にまつわるエピソードもお話しいただきます。

*チケットお申込み時に、志村さん、萩尾さんへの質問を受け付けております。色や着物について、お二人に聞いてみたいことをお寄せください。また時間の関係上、すべての質問にお返事できない可能性がありますこと、ご了承ください。
*イベント会場では『色という奇跡』を販売する予定です。
*ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
*開場は開演の30分前です。

■日時:2017年4月15(土) 18:30~20:00
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01qhhxyra1qe.html

志村洋子(しむら・ようこ)
1949年、東京都出身。染織作家。「藍建て」に強く心を引かれ、染色の世界に入る。京都・嵯峨野にて「都機(つき)工房」を主宰する。『たまゆらの道』(母・ふくみ氏との共著)、『志村洋子 染と織の意匠 オペラ』などの著書がある。

萩尾望都(はぎお・もと)
1949年、福岡県出身。漫画家。手塚治虫の作品群に衝撃を受け、漫画家を志す。1969年デビュー。1976年に『ポーの一族』『11人いる!』で第21回小学館漫画賞、1997年に『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞、2012年紫綬褒章などを受賞。2017年朝日賞を受賞。シリアスなものからコメディまで幅広い作風が特徴的で、多数の著書がある。

2017年3月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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