「ビートたけし」が語る「又吉直樹」の凄さ「あ、これが文学なんだ」

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 10月3日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『オーバーロード(12) 聖王国の聖騎士(上)』が獲得した。
 第2位は『マスカレード・ナイト』。第3位は『ホワイトラビット』となった。

 4位以下で注目は4位にランクインした『アナログ』。ビートたけしさんが70歳にして挑んだ初の恋愛小説だ。すべてがデジタル化された社会で男女が惹かれ合い、連絡先も知らないままにアナログな方法で距離を縮める。“誰かを大切にする”とは何かを問いかけるこん身の長編だ。

 たけしさんは芥川賞作家となったお笑い芸人の又吉直樹さんに刺激を受け、同作の執筆をはじめたという。『アナログ』の刊行記念で又吉さんと対談したたけしさんは、又吉さんの小説を読み、書き出しから「あ、これが文学なんだ」と驚いたという。『火花』の文学的な表現の上手さに驚き、「『うわ、俺これ書けない』って思ってちょっとショック」を受けたと明かす。そしてできないものを真似してもしょうがないので、シンプルに書くしかないと開き直ったという。「だから自分なりの書き方を見つけられたのは又吉さんの存在があったからだね」と30歳以上も年下の後輩に感謝の意をあらわしている。

【対談】ビートたけし×又吉直樹 男と女は会った瞬間が一番いい〈『アナログ』刊行記念〉
https://www.bookbang.jp/review/article/538845

1位『オーバーロード(12) 聖王国の聖騎士(上)』丸山くがね[著](KADOKAWA)

 巨大な城壁を擁し、長く平和を誇った聖王国を亜人連合軍が突如、襲撃。連合軍の総大将は魔皇ヤルダバオト。残忍冷酷な魔皇によって聖王国は国崩壊の危機に直面する。苦難の民を救うため解放軍が救いを求めたのは聖王国にとって不倶戴天の敵であるアンデッドを王に戴く魔導国。アインズ・ウール・ゴウン魔導王に導かれ聖王国は魔皇ヤルダバオトの討伐に乗りだす。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『マスカレード・ナイト』東野圭吾[著](集英社)

若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!? あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び――。(集英社ウェブサイトより)

3位『ホワイトラビット』伊坂幸太郎[著](新潮社)

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。(新潮社ウェブサイトより)

4位『アナログ』ビートたけし[著](新潮社)

5位『とあるおっさんのVRMMO活動記(13)』椎名ほわほわ[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

6位『素材採取家の異世界旅行記(3)』木乃子増緒[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

7位『異世界はスマートフォンとともに。(10)』冬原パトラ[著](ホビージャパン)

8位『この世の春(上・下)』宮部みゆき[著](新潮社)

9位『転生王子はダラけたい(3)』朝比奈和[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

10位『元構造解析研究者の異世界冒険譚』犬社護[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

〈単行本 文芸書ランキング 10月3日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2017年10月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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