5日20時に2017年ノーベル文学賞の受賞者が発表され、長崎県出身の日系英国人作家であるカズオ・イシグロ氏(62)の受賞が決定した。
1982年に発表したデビュー作『遠い山なみの光』でイギリス王立文学協会賞を受賞。代表作は、世界的に権威のある文学賞の一つである英国のブッカー賞を受賞している『日の名残り』や2014年に蜷川幸雄演出で舞台化、2016年に綾瀬はるか主演でテレビドラマ化された『わたしを離さないで』などがある。
イギリスのブックメーカーで今年も最有力候補となっていた村上春樹氏(68)だったが、受賞を逃した。
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