次の大統領もトランプなのか? 注目ルポルタージュの続編が刊行

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 10月4日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『ケーキの切れない非行少年たち』が獲得した。
 第2位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』。第3位は『上級国民/下級国民』となった。

 4位以下で注目は5位の『ルポ トランプ王国(2) ラストベルト再訪』。著者は朝日新聞経済部記者の金成隆一さん。2017年に話題となった『ルポ トランプ王国―もう一つのアメリカを行く』(岩波書店)の続編だ。アメリカ中西部に住む人々を多数取材し、彼らの不安や危機感を丁寧に拾い上げ、なぜトランプが支持されるのか、その理由と背景に迫った前作。今作でもラストベルトに住む支持者のその後の様子や、南部の熱心なキリスト教信者、リベラル派が負けるのを目の当たりにしたジャーナリストや学者にも話を聞き、トランプ現象が浮き彫りにした分断に迫っている。果たして次もトランプなのか? そのヒントとなる一冊だ。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

2位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

芝居の達人、人生の達人 今年、惜しくも世を去った名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。それはユーモアと洞察に満ちた樹木流生き方のエッセンスです。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『上級国民/下級国民』橘 玲[著](小学館)

バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという”残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。(中略)ベストセラー『言ってはいけない』シリーズも話題の人気作家・橘玲氏が、世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。(小学館ウェブサイトより抜粋)

4位『この世を生き切る醍醐味』樹木希林[著](朝日新聞出版)

5位『ルポ トランプ王国(2) ラストベルト再訪』金成隆一[著](岩波書店)

6位『酒井抱一 俳諧と絵画の織りなす抒情』井田太郎[著](岩波書店)

7位『行動経済学の使い方』大竹文雄[著](岩波書店)

8位『ヴァルター・ベンヤミン 闇を歩く批評』柿木伸之[著](岩波書店)

9位『女性のいない民主主義』前田健太郎[著](岩波書店)

10位『社会保障再考 〈地域〉で支える』菊池馨実[著](岩波書店)

■新書 ノベルスランキング

1位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島 綾[著](集英社)

2位『カナダ金貨の謎』有栖川有栖[著](講談社)

3位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』尾田栄一郎[原作]浜崎達也[著]冨岡淳広、大塚隆史[劇場版脚本](集英社)

4位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(11)』古舘春一[原作]星希代子[小説](集英社)

5位『覇権交代(5) 李舜臣の亡霊』大石英司[著](中央公論新社)

6位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

7位『ONE PIECE novel A(1) スペード海賊団結成篇』尾田栄一郎[原作]ひなたしょう[著](集英社)

8位『NARUTO-ナルト- サスケ烈伝 うちはの末裔と天球の星屑』江坂 純[著]岸本斉史[著](集英社)

9位『かぐや様は告らせたい 小説版 秀知院学園七不思議』赤坂アカ[原作]羊山十一郎[著](集英社)

10位『Dr. STONE 星の夢、地の歌』稲垣理一郎[原作]Boichi[作画]森本市夫[著](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 10月4日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年10月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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