菅田将暉主演映画も公開「ミステリと言う勿れ」最新13巻がベストセラー初登場1位 40周年記念本も同時発売[コミックスベストセラー]

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 9月12日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『ミステリと言う勿れ 13』が獲得した。
 第2位は『転生したらスライムだった件(24)』。第3位は『夏目友人帳 30』となった。

 1位の『ミステリと言う勿れ 13』は田村由美さんによる大ヒットマンガ最新巻。天然パーマのぼんやりとした外見とは裏腹に、鋭い推理力と記憶力で事件を解決する大学生・久能整が主人公。整が難事件を前に淡々と持論を展開し、事件の真相とその裏にある人の心の問題を解きほぐしていく。累計発行部数は1800万部を突破。

 同作は2022年1月にフジテレビ系で実写ドラマ化され、主人公整を菅田将暉さんが演じそちらも大ヒットとなった。9月15日からドラマの映画版の公開がはじまった。映画化されたのはコミックス2巻から4巻で展開される通称「広島編」。広島の名家の遺産相続をめぐる事件に整が巻き込まれる。共演は原菜乃華さん、柴咲コウさん、松坂慶子さん、鈴木保奈美さん、滝藤賢一さん、松下洸平さんら。ドラマに出演した伊藤沙莉さん、尾上松也さん、筒井道隆さん、永山瑛太さんらも出演する。

 13巻と同日、田村由美さんのデビュー40周年を記念した『田村由美デビュー40周年記念本 KALEIDOSCOPE』(小学館)も発売された。読み切り作品4編や、萩尾望都さん、よしながふみさん、桜小路かのこさん、菅田将暉さんらとの対談、インタビューやイラスト、歴代キャラたちが焚き火を囲んで語らうショートマンガ「合同番外編-焚き火のそばで-」、「整のカレーレシピ」など盛りだくさんの内容となっている。「ミステリと言う勿れ」ファンだけでなく「7SEEDS」や「BASARA」のファンも手に取るべき一冊だ。

1位『ミステリと言う勿れ 13』田村由美[著](小学館)

刑事・風呂光の祖母の知人が富山で橋から転落して亡くなってしまう。整は、プライベートでその事故について調べていた風呂光に意見を求められ、富山を訪れることに。しかしそこで、思わぬ人々、そして事件に遭遇し–!?富山編、クライマックス!(小学館ウェブサイトより)

2位『転生したらスライムだった件(24)』伏瀬[原作]川上泰樹[漫画]みっつばー[キャラクター原案](講談社)

テンペスト開国祭を開く一つの理由として、ジュラの大森林に住まう魔物たちとの謁見の場を設けたかったリムル。懐かしい顔ぶれが訪れたりと、つつがなく進む謁見式だったが、世間知らずで力自慢な種族や、ある魔王の息子を名のる者たちの登場により、現場は一触即発の事態に!?(講談社ウェブサイトより)

3位『夏目友人帳 30』緑川ゆき[著](白泉社)

箱崎氏の孫・紅子から、祖父の屋敷に「幽霊」がいるのではないかと相談された夏目。誰もいないはずの屋敷なのに、物音や音楽が聞こえたりするという…。その正体は妖ではないかと予想する夏目だが!?占い師のクララと共に訪れたオークション「何首鳥の会」で起きる事件を描く「とある少女の肖像」も収録!メガヒットあやかし契約奇談 第30巻!2023年9月刊(白泉社ウェブサイトより)

4位『魔入りました!入間くん 第34巻』西修[著](秋田書店)

5位『3月のライオン 17』羽海野チカ[著]先崎学[将棋監修](白泉社)

6位『SAKAMOTO DAYS 13』鈴木祐斗[著](集英社)

7位『文豪ストレイドッグス (24)』朝霧カフカ[原作]春河35[漫画](KADOKAWA)

8位『魔界の主役は我々だ! 第15巻』津田沼篤[漫画]西修[原案]コネシマ[原作監修](秋田書店)

9位『逃げ上手の若君 12』松井優征[著](集英社)

10位『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う 8』深山鈴[原作]茂村モト[漫画](スクウェア・エニックス)

〈コミックスランキング 9月12日トーハン調べ〉

新潮社 週刊新潮
2023年9月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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