稲垣吾郎出演映画「正欲」原作文庫版がベストセラー 人気ミステリシリーズ「京都寺町三条のホームズ」最新20巻も登場

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 10月17日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『蘇れ、吉原 吉原裏同心(40)』が獲得した。
 第2位は『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』。第3位は『京都寺町三条のホームズ 20 見習いたちの未来展望』となった。

 3位の『京都寺町三条のホームズ 20 見習いたちの未来展望』は望月麻衣さんによる人気のミステリシリーズ最新巻。京都を舞台にホームズの異名を持つ骨董品店の鑑定士が数々の謎に挑む。小説投稿サイト発の人気シリーズで2018年にはアニメ化もされた現在累計発行部数220万部を突破している。

 4位以下で注目は8位にランクインした『正欲』。朝井リョウさんが2021年に発表し物議を醸した小説。11月10日より映画版の公開が控えている。映画には稲垣吾郎さん、新垣結衣さん、磯村勇斗さん、佐藤寛太さん、東野絢香さんらが出演する。

1位『蘇れ、吉原 吉原裏同心(40)』佐伯泰英[著](光文社)

寛政五年十一月、江戸を見舞った大火事の後、吉原に大勢の客が押し寄せる。その正体を巡り、会所八代目頭取四郎兵衛と一人二役の裏同心神守幹次郎は苦悩する。さらに困窮する切見世女郎らを救うため、幹次郎の密命を帯びた澄乃を、これまでにない危機が襲う!新たな敵が触手を伸ばす中、吉原を苦境から救い出そうとする廓の人々、それぞれの祈りが交差する。(光文社ウェブサイトより)

2位『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』知念実希人[著](実業之日本社)

200万部突破の大人気シリーズ、最新傑作!二つの傷跡。抜かれた血液。犯人は……吸血鬼?(実業之日本社ウェブサイトより)

3位『京都寺町三条のホームズ 20 見習いたちの未来展望』望月麻衣[著](双葉社)

大学3年の夏休み。京都国立博物館でマネージメント担当のインターンとして働くことになった葵のところに、香港のジウ・イーリンから電話が入った。「香港の美術館での展示会に円生の絵が飾られている」小松探偵事務所から姿を消した円生は、香港にいるのか?清貴と小松は香港に飛ぶが……。(双葉社ウェブサイトより)

4位『もう、聞こえない』誉田哲也[著](幻冬舎)

5位『半沢直樹 アルルカンと道化師』池井戸潤[著](講談社)

6位『薬屋のひとりごと 14』日向夏[著](イマジカインフォス)

7位『アナログ』ビートたけし[著](集英社)

8位『正欲』朝井リョウ[著](新潮社)

9位『水無月家の許嫁3 天女降臨の地』友麻碧[著](講談社)

10位『夜明けのすべて』瀬尾まいこ[著](文藝春秋)

〈文庫ランキング 10月17日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年10月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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