多部未華子主演でドラマ化された『ツバキ文具店』シリーズ 最新作『椿ノ恋文』がベストセラー 累計70万部[文芸書ベストセラー]

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 11月7日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『転生したらスライムだった件 21』が獲得した。
 第2位は『続 窓ぎわのトットちゃん』。第3位は『陰の実力者になりたくて! 06』となった。

 4位以下で注目は6位に初登場の『椿ノ恋文』。小川糸さんが2016年に発表し、2017年本屋大賞にもノミネートされたベストセラー『ツバキ文具店』(幻冬舎)シリーズの最新作。主人公は鎌倉の代書屋「ツバキ文具点」を営む鳩子。祖母の仕事を継いだ鳩子がさまざまな依頼者に代わって思いを届ける「代書」の依頼に応えていく。鎌倉ガイドとしても楽しめるシリーズとしても知られており、物語に登場する寺社やお店を紹介する『ツバキ文具店の鎌倉案内』(幻冬舎)も2018年に出版されている。シリーズ累計発行部数は70万部を突破している。2017年春NHK総合でドラマ化され、鳩子は多部未華子さんが演じていた。

1位『転生したらスライムだった件 21』伏瀬[著](マイクロマガジン社)

リムル消滅の報により激震が走る魔国連邦。しかし以前とは違いリムル生存の確信を持つ幹部たちの姿に、すぐさま冷静を取り戻していった。リムルが帰還したときに国がなくなっていたでは笑えない。今は目の前の問題に対処するべきだ。そう考えるベニマルは、地下迷宮に侵入したディーノ率いる天使軍団に集中する。中でもヴェガの浸食スキルはやっかいな性能をもっていた。この難局に、二つの漆黒が敵の前に立ちふさがる。(マイクロマガジン社ウェブサイトより)

2位『続 窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子[著](講談社)

国民的ベストセラー、42年ぶり、待望の続編!国内で800万部、全世界で2500万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』。世界中で愛されている、あのトットちゃんが帰ってくる!泣いたり、笑ったり……トットの青春記。(講談社ウェブサイトより抜粋)

3位『陰の実力者になりたくて! 06』逢沢大介[著](KADOKAWA)

「見届けよ。その血塗られた道を――」シリーズ累計400万部突破!!(KADOKAWAウェブサイトより抜粋)

4位『あなたが誰かを殺した』東野圭吾[著](講談社)

5位『異世界のんびり農家 16』内藤騎之介[著](KADOKAWA)

6位『椿ノ恋文』小川糸[著](幻冬舎)

7位『なれのはて』加藤シゲアキ[著](講談社)

8位『マリスアングル』誉田哲也[著](光文社)

9位『ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編』井上真偽[著](小学館)

10位『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編』井上真偽[著](小学館)

〈文芸書ランキング 11月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年11月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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