『英語対訳で学ぶ日本』

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『英語対訳で学ぶ日本』

[レビュアー] 産経新聞社

 東京五輪に向けて増える来日外国人へのおもてなしだけでなく、われわれの海外旅行でも心がけたいのが「英語で日本を説明する」こと。日本、日本人とは何かという再認識にもつながるからだ。

 本書は日本の地理、気候など基礎データから歴史、武道、祭り、アニメ、日本人と天皇…といった文化、特色まで計111項目を網羅。それぞれ400字程度の日本文と、中学生レベルで読める英訳文を左右見開きで掲載している。

 巻末には、外国人に関心の高い「日本の世界文化遺産」17カ所のコンパクトな紹介も。2020年まであと2年…そろそろ始めますか。(麗澤大学「学び伝えよう日本」プロジェクト著、中山理監修/育鵬社・1400円+税)

産経新聞
2018年2月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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