『解きたくなる数学』佐藤雅彦、大島遼、廣瀬隼也著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (数学) 『解きたくなる数学』 著者 佐藤 雅彦 [著]/大島 遼 [著]/廣瀬 隼也 [著] 出版社 岩波書店 ジャンル 自然科学/数学 ISBN 9784000063395 発売日 2021/09/30 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『解きたくなる数学』佐藤雅彦、大島遼、廣瀬隼也著 [レビュアー] 産経新聞社 中学生以上を対象とする数学問題集。数学嫌いになる原因の一つに文章題への苦手意識があるが、本書では問題を写真とグラフィックで表現し、問題の意味がひと目で分かるよう工夫している。 例えば、チョコレートケーキとその上に飾られたプレートを、いずれも半分になるように切るにはどうナイフを入れるか。ほかにもチーズを切り分けたり、小銭を並べたりと身近なもので表現しているので親しみやすい。 「ピタゴラスの定理」や「鳩の巣原理」といった数学の考え方を楽しく学べる。数学をやり直したい社会人にもおすすめ。(岩波書店・1980円) 2021年10月10日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 岩波書店 産経新聞社 佐藤雅彦 解きたくなる数学 大島遼 廣瀬隼也