【手帖】「ネット記事で一番数字を持っている」ヨッピーさんが初著書

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ヨッピーさん

 体を張った企画ものから社会派記事まで幅広く手がけ、「ネット記事で一番数字を持っているライター」の一人とされるヨッピーさん(36)が、初著書『明日クビになっても大丈夫!』(幻冬舎・1400円+税)を出版した。若者や普通のサラリーマンに向けたメッセージが詰まっている。

 ヨッピーさんの記事は、通常は読まれにくい企業や自治体などの「PRもの」も多いが、テーマ設定の面白さや軽妙な筆致で「バズる」(話題になる)ことが多い。

 《カネの匂いがする人はなるべく敬遠する》《勝てないと思ったら、とっとと逃げよう》《六本木の会員制バーには行くな》-。同書には、一般的なビジネス書では目にしない文言が並ぶ。平成23年に専業ライターとなる前、7年間の商社勤務経験があるヨッピーさん。自身の経験を踏まえ、行動することの大切さと、時には「逃げる」ことの必要性を語る。

 「ネット上の僕は『行動力がある』とみられていますが、商社時代は特に優秀じゃなかったし、やる気もなかった。そんな僕でも、フィールドを変えたら楽しく頑張れるようになった。『自分にもこの道がある』という“何か”を見つけてくれれば」

 会社を辞めた方がいいと単純に主張しているわけではない。「世の中にある大半の『やりたいこと』は、サラリーマンをやりながらでもできる。まずは自分の好きなことを見つけることが大切」と話す。

 「『俺はこの会社をクビになっても大丈夫』という自信があれば、どの会社でもやっていけます。特に若い人にはもっと自信と、『生きる力』を身につけてほしいですね」と語るヨッピーさん。就職活動を控えた若者や、今まさに何となく働いている社会人におすすめだ。(本間英士)

産経新聞
2017年9月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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