ビートたけしが「バカ」と言い続ける理由「時としてこの国は、バカ踊りしちゃうから油断ならない」

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ビートたけしが「バカ」と言い続ける理由「時としてこの国は、バカ踊りしちゃうから油断ならない」 (C)窪田誠

 
 2月21日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『バカ論』が獲得した。
 第2位は『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』。第3位は『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』となった。

 1位の『バカ論』はビートたけしさんが政治に、テレビに、ネットに、あらゆるところに溢れるバカを取り上げ、毒舌全開で切りまくった一冊だ。10月の発売以来、現在12万部。

 同書の中でたけしさんは「バカ」という言葉にはいろんなニュアンスがあると述べ、「愛すべきバカ」や「空気の読めないバカ」などバカにもいろいろなタイプがあると説く。しかし一番悪いバカは「自分でやっていることがバカだとわかっていないバカ」だと挙げる。

《おいらたちはお笑いのためにバカをやっている。(中略)芸人にとっては、バカであることが武器になる。だけど社会全体がバカになっちゃったら、やっぱり困っちゃうよね。》

《日本はかつて真珠湾攻撃とかインパール作戦とか、バカとしか思えないことを国を挙げてやっちゃった過去がある。時としてこの国は、社会全体が阿波踊りのような状態になって、バカ踊りしちゃうから油断ならない。「鬼畜米英」だったのが、すぐ「ギブミーチョコレート」なんだから、その変わり身の早さったらない。本当に変な国だよね。》

《だからバカはおいらたち芸人ぐらいにして、日本全体がバカにならないように願っている。そのためには、何がバカか、どのようにしてバカが生まれるのかについて考える必要があって、本書がそのきっかけになればいい。》

と芸人になってから40年以上バカを指摘し続ける深い理由を明かしている。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『バカ論』ビートたけし[著](新潮社)

相変わらずバカがのさばる世の中だけど、これ以上、黙って見ているのはゴメンだね――。「男女の関係はあったのか?」なんて間抜けなことを聞く芸能レポーター、「この責任をどう取るつもりか」と偉そうに語るコメンテイター、「やりたい仕事が見つからない」と口先で嘆くだけの若者……。迷惑なバカから笑えるバカ、愛すべきバカまで、バカを肴に芸論や人生論を語り尽くす。原点回帰の毒舌全開、ビートたけしの「バカ論」!(新潮社ウェブサイトより)

2位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)

西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある!(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)

日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまでなかった。(略)本書が、その画期的な役目を担おう。(講談社ウェブサイトより抜粋)

4位『孤独のすすめ 人生後半の生き方』五木寛之[著](中央公論新社)

5位『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』はらぺこグリズリー[著](光文社)

6位『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一[著](中央公論新社)

7位『遺言。』養老孟司[著](新潮社)

8位『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』磯田道史[著](NHK出版)

9位『定年後 50歳からの生き方、終わり方』楠木 新[著](中央公論新社)

10位『ハーバード日本史教室』佐藤智恵[著](中央公論新社)

■新書 ノベルスランキング

1位『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』大崎知仁[小説]尾田栄一郎[原作](集英社)

2位『十津川警部 日本遺産殺人ルート』西村京太郎[著](徳間書店)

3位『QED~ortus~白山の頻闇』高田崇史[著](講談社)

4位『継続捜査ゼミ』今野 敏[著](講談社)

5位『大東亜大戦記(3)第二次ミッドウェー海戦』羅門祐人[著]中岡潤一郎[著](経済界)

6位『子育てしたいと言われても』秀香穂里[著](笠倉出版社)

7位『ブラッククローバー 騎士団の書』ジョニー音田[小説]田畠裕基[原作](集英社)

8位『映画ノベライズ 斉木楠雄のΨ難』宮本深礼[小説]麻生周一[原作]福田雄一[脚本](集英社)

9位『月神の愛でる花  巡逢の稀人』朝霞月子[著](幻冬舎コミックス発行/幻冬舎発売)

10位『僕のヒーローアカデミア(2) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)

〈新書 ノンフィクション/新書 ノベルス ランキング 2月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2017年11月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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