「おっさんずラブ」公式ガイドブックに絶賛の声 ベストセラーランキングにも登場

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「おっさんずラブ」(テレビ朝日公式ホームページより)

 8月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『大家さんと僕』が獲得した。
 第2位は『漫画 君たちはどう生きるか』。第3位は『清原和博 告白』となった。

 4位以下で注目は9位にランクインした『土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」公式ブック』。この春放送されたテレビ朝日の深夜ドラマ「おっさんずラブ」の公式ガイドブックだ。同ドラマはおじさん同士の恋愛を描くという異色の作品。男性たちに惚れられる主役を田中圭さん、“ヒロイン”役に吉田鋼太郎さん、恋敵となるのが林遣都さん。おじさん同士のピュアすぎる恋愛模様がSNSなどで大きな話題となった。

 公式ガイドブックは初版部数10万部で7日に発売の予定だったが、大反響により出版元の文藝春秋は発売前から異例の緊急重版を決定し15万部の初版となった。俳優陣のインタビューに撮り下ろし写真、各キャラクターの詳細な設定や、ストーリーの裏設定など多彩な内容で、手にした読者からは「買ってよかった」「この内容でこれは安すぎる」と絶賛の声があがっている。

1位『大家さんと僕』矢部太郎[著](新潮社)

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの”二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた――。泣き笑い、奇跡の実話漫画。(新潮社ウェブサイトより)

2位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[画](マガジンハウス)

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

3位『清原和博 告白』清原和博[著](文藝春秋)

「自分の人生を振り返って、どこからおかしくなったのかとか、狂い始めたんだろうとか。苦しかったですね……」 覚醒剤取締法違反で逮捕されてから2年。栄光と転落の半生と、自らの罪を悔いながら、鬱病、薬物依存とたたかう日々を赤裸々に綴る。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』デイヴィッド・S・キダー[著]ノア・D・オッペンハイム[著]小林朋則[訳](文響社)

5位『乃木坂46写真集 乃木撮 VOL.01』乃木坂46[著](講談社)

6位『俺、つしま』おぷうのきょうだい 作[著](小学館)

7位『君たちはどう生きるか』吉野源三郎[著](マガジンハウス)

8位『愛することば あなたへ』瀬戸内寂聴[著](光文社)

9位『土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」公式ブック』テレビ朝日[監修](文藝春秋)

10位『ほどよく距離を置きなさい』湯川久子[著](サンマーク出版)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 8月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年8月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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