『KENが「日本は特別な国」っていうんだけど……』

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『KENが「日本は特別な国」っていうんだけど……』

[レビュアー] 産経新聞社

 格闘技好きのケン太と素直で芯の強いノリカがデートをしていたら、摩訶(まか)不思議な男子Qと出会った…。物語はここから始まり、その小説の中にフィクションが登場するという構造をもつ。

 また著者をモデルにしたKENが、憲法や宗教に詳しいジャーナリストとして登場。ケン太らは日本国憲法やメディアのあり方、日本社会の現実を直視し、考えを深めていく。国の主役はあくまでも国民であると。

 物語を通して憲法などをめぐる仮想体験を読者は共有し、日本の特別さに気づいていくだろう。(ケン・ジョセフ・ジュニア、荒井潤著/トランスワールドジャパン・1300円+税)

産経新聞
2017年4月9日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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