『美しいものを 花森安治のちいさな絵と言葉集』暮しの手帖編集部編 レビュー 産経新聞 [レビュー] (作品集) 『美しいものを : 花森安治のちいさな絵と言葉集』 著者 花森, 安治, 1911-1978 出版社 暮しの手帖社 ISBN 9784766002027 価格 1,760円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 『美しいものを 花森安治のちいさな絵と言葉集』暮しの手帖編集部編 [レビュアー] 産経新聞社 NHK連続テレビ小説のモデルにもなった花森安治初の挿画集。食器・家具・衣服など身の回りのものや女性らを綿密に、ときにユーモラスにスケッチ。初代編集長を務めた『暮しの手帖』などに掲載された500点余りの挿画は、描かれて半世紀以上たっても古さを感じない。 大政翼賛会の宣伝部に勤務経験のある花森は終戦後、平和の尊さを訴え、暮らしの復興への願いを雑誌に込めた。「必要なものは、美しい」など珠玉の言葉とあわせ読み進めれば、花森が考える「美しい暮らし」をイメージできる。 題名どおり、装丁も美しい。(暮しの手帖社・1600円+税) 2017年5月14日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 暮しの手帖社 美しいものを 花森安治のちいさな絵と言葉集 暮しの手帖編集部