ブックセンターササエ古川駅前大通店「読書はしないといけないの?その答えは…」【書店員レビュー】

レビュー

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死ぬほど読書

『死ぬほど読書』

著者
丹羽 宇一郎 [著]
出版社
幻冬舎
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784344984622
発売日
2017/07/28
価格
858円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

ブックセンターササエ古川駅前大通店「読書はしないといけないの?その答えは…」【書店員レビュー】

[レビュアー] ブックセンターササエ古川駅前大通店

 読書を全くしてこなかったが困ったことはない。読書はしないといけないの?…某新聞に掲載されたという、とある大学生の投稿記事。さて、読書好きの貴方ならこんな大学生にどんな説明をしてあげるでしょうか。本書は言うなれば、冒頭の大学生の疑問に優しく易しく答えてあげているような内容です。かと言って押し付けがましさもなく、読書するべし!的な説教がましい事は一切書いていません。冒頭の疑問を少しでも持った事がある皆様、是非、本書を読んでみて下さい。本、読んでみようかな、という気持ちが湧き上がるかもしれません。 他方、読書好きな人であれば、うん!そうそう!と思わずうなずいてしまう、あるいは、そうだよねえ…としみじみ共感する箇所が本書には多数あるはず。これからも果てしない本の海を泳いでいこう、未知なる本の山に登っていこう、まだ出逢っていない沢山の本に出逢う旅を続けよう…そんなふうに読書欲が掻き立てられる事でしょう。

トーハン e-hon
2017年9月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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