【今週の労務書】『アジアの労使関係と労働法』

レビュー

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アジアの労使関係と労働法

『アジアの労使関係と労働法』

著者
熊谷謙一 [著]
出版社
日本生産性本部 生産性労働情報センター
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784883724932
発売日
2015/08/25
価格
2,160円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

【今週の労務書】『アジアの労使関係と労働法』

[レビュアー] 労働新聞社

 実務で使える“現地目線”

 経済成長が続くアジアの、とりわけ西アジアを除く15カ国に焦点を当てて、現地の労使関係や各国の労働法制などを紹介するのが本書。

 ILO活動に精通し、現地に滞在して見聞を広めた著者ならではの解説は実務性に優れ、各国の歴史的背景も同時に学べる本書が手元にあると何かと使える。

 およそ1500社の日系企業が進出したインドネシアを皮切りに、最低賃金の引上げが大きな論点になっているカンボジア、輸出主導の途上国型から内需型経済への転換を図ろうとしているタイ、2020年の先進国入りをめざすマレーシアなど、労働の側面から各国の課題などを浮き彫りにしていく。

 “現地目線”の解説が現場の理解を深めてくれる1冊。

労働新聞
平成27年10月12日第3036号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加